私は彼を愛してた (ページ4)

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サーカステントが一つページ4

シャーロットsaid

[今日もお客様を喜ばせる
最高なショーにしようじゃないか!!]

バーナードの掛け声と共に一日が始まる

私が今居るのは月の河公園と言う遊園地にある小さなサーカステント

Circus Hullabaloo(ノイジーサーカス)

そしてそのテントでショーをしているのが私達

ノイジーサーカスって言うのは
超絶人気なサーカス団でその人気ぶりといったら
毎回の公演でチケットが完売しちゃうほどなんだよ!!
うんうん、流石って感じだよね!

ｼﾞｮｰｶｰ
[…………なぁ、何で壁に向かって頷いてるんだよ]

後ろから声がし振り返るとそこには星模様がある大きな赤い箱をもった
泣きピエロのジョーカーが立っていた

って、ちょっとまってよ

『え、私今頷いてた？本当に言ってる？
端から見たらヤバイ人じゃ…
何で言ってくれないの!?』

私が早口でまくし立てると彼は面倒くさそうな顔をして箱を一度下に置いた

ｼﾞｮｰｶｰ
[今言っただろ
早くコッチ手伝え]

『えぇ……、私非力なんだけどぉ』

ｼﾞｮｰｶｰ
[空中に飛び上がって曲芸してる奴が何いってんだよ…]

『それとこれとでは訳が違うの!!』

声を張って言うとジョーカーは耳を塞いで顔をしかめた

ｼﾞｮｰｶｰ
[ｯﾂ、分かったから!!
その無駄にデカイ声抑えろ!!!!!]

『レディにデカイとは失礼な!!?!!!』

ｼﾞｮｰｶｰ
[チッ…早くアッチ手伝ってこい!]

『大きく舌打ちしたのは聞かなかったことにしておこう』

ｼﾞｮｰｶｰ
[あぁそうしてくれると助かるぜ]

私はジョーカーが指差した方へと向かった

今日も

ノイジーサーカスは
平和です