5話 【空から】 ページ5
________
_____
___
『呼吸？』
呼吸なら四六時中してますよ？
ほら、吸ってー、吐いてーって！
師｢あぁ、鬼を倒すため、鬼殺隊が身に付ける操身術だ。呼吸は水、炎、雷、風、岩の5種類が基本となっている。今から教えるのは水の呼吸から派生した“雪の呼吸”だ。｣
『なるほど！』
師｢一度に大量の酸素を血中に取り込み、身体能力を大幅に上昇させるんだ。｣
『な、なるほど...？』
師｢...では、やってみろ。｣
いや、やってみろって言われても...
...とりあえず深呼吸するか←
『すーーー...』
師｢違う！！｣
『だって教えてもらってないんだもん！！仕方ないじゃんかぁ！！』
師｢...それもそうだな。ではまず俺がやってみよう。良く見ておけよ。｣
すると師範は刀を構える体制になった。
そして...
師｢...｣
師範の呼吸の音が聞こえる。
なんだか普通の呼吸の音じゃなくて、なんて言うか...
シィィィ...って感じ。
師｢...雪の呼吸 弐の型 氷柱雨｣
スパン！！と音が鳴り、目の前にあった木が真っ二つになった。
『ひっ...！？』
師｢...これが“雪の呼吸”だ。ではまずは肺を鍛えろ。肺が弱くては話にならん。｣
...いや、さっき貴方やってみろって言ってましたよね？ん？←
師｢...まず屋敷20週。｣
『にっ...20週！？』
師｢...？そうだが？｣
20週は少しキツいかもだけど...走るのは得意だし！
『...よし！行ってきます！』
師｢...おう、頑張れよ！｣
________
_____
___
一方その頃...
中也side
中｢うおっ...！！｣
ンだこれ...光に包まれて気づいたら空に...
ックソ...幹部なのに情けねぇ...
そう考えている間も、自分の体は重力に従って落ちていく。
...まぁ、“普通の人間”は焦るだろうが...俺には異能がある。
俺は異能を少しずつ発動し、怪我せずに着地する。
中｢...どこだァ？ここは...｣
今自分がいる場所以外特に変わったところはない...
いや、あるな。雪が降っている。
昨日は夏だったはずだ。夏なのに雪が降るなんて可笑しいだろ。
中｢ちっ...とりあえず探索してみるか...｣
突っ立っていても何も変わらない。
そう考えて俺は人を探しはじめた。
後ろで、誰かが見ていることに気づかずに。
？｢あらあら...不思議な力ですね...気になります｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - 柚木 京さん» 応援ありがとうございます！キャラについては了解しました！頑張ります！ (2021年10月4日 19時) (
レス) id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
柚木 京(プロフ) - いつも応援しています！文ストキャラについて私は太宰さんがやっぱりいいと思います！これからも応援してます！！頑張ってください！ (2021年10月4日 19時) (レス) @page46 id: 6f70ba3c7c (このIDを非表示/違反報告)
水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - ひなとさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！文ストキャラについては承知しました、もう少しコメントが来たら決めようと思ってます！これからも頑張ります！ (2021年10月4日 18時) (レス) id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
ひなと(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！出してほしい文ストキャラなんですけど、私は太宰さんを出してほしいと思ってます！(旧双黒がみたい…！)更新頑張ってくださいね！ (2021年10月4日 17時) (レス) @page46 id: 2ce6f0ea3f (このIDを非表示/違反報告)
水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - ヒメさん» ありがとうございますぅぅぅ...ヒメさんや他の応援してくださっている方が生き甲斐です...これからもよろしくお願いします...！！ (2021年10月4日 16時) (レス) @page46 id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水神 夕綺 * Yuki Mizugami | 作成日時：2021年9月21日 16時
