33話 【幹部補佐だから】 ページ34
甘「!?避けられた...!?」
甘露寺さんの攻撃を避けるなんて...
?「も〜、急に攻撃してこないでよ〜...って、あれ?そこの銀髪ちゃんって...」
『...銀髪ちゃん...私?』
?「そーそー君!半年ぶりだねぇー!」
『は...何言って...』
甘「Aちゃん!この鬼は十二鬼月よ!気をつけて!」
こいつと私は会ったことがある?
半年前...この世界に来た時...
________
?『おっと、驚かせてしまってすまないね。俺はね...ま、後で分かるからいっか!君が"あっち"に行ってくれたらきっとあの方も喜ぶよ!』
________
『...ぁぁああああああ!!お前!!あの時の!!』
?→猫「そ!せーかい!俺は“猫八”。下弦の参だよ。」
『可愛い名前ですねぇ!!』←
猫「ありがとね〜、でも俺、邪魔されるのが一番嫌いだからさ。残念だけどタヒんでもらう...っね!!」
甘「Aちゃん!」
私は猫八に攻撃されそうになった。
すると甘露寺さんがそれを防いでくれた。
『甘露寺さん...!!ありがとうございます!』
甘「大丈夫よ!Aちゃん、この鬼以外にも鬼の気配がするからそっちをお願いね...っ!」
『っ...分かりました!!』
猫八の近くにはしゃがんで怖がっている男の子がいる。
この子が、奥さんの言っていた亮介くんだろう。
『そこの坊や!!おいで!』
?→亮「...!」
亮介くんは走って私のところへ来た。
猫「あ...っ...ちょっと、やめてくれるかなぁ...っ...!」
甘「ありがとうAちゃん!」
先程までは猫八の方が優勢のようだったが、余所見をしてしまったからか甘露寺さんの方が優勢になってきている。
私は亮介くんを連れて外へ出た。
『いい?ここにはまだ鬼がいるみたいだから、絶対にお姉ちゃんから離れちゃダメだよ』
亮「...うんっ!」
鬼の気配がする。
私は刀を構えた。
鬼「...グへへへ...人間...」
鬼「1人は女だぞォ...」
すると鬼が出てきた。
1人だけではない。何人も。
ざっと十数人だろう。
『ふぅぅ...大丈夫、私ならやれる』
こんなに多くの鬼と戦いながら男の子を守る。
そんなの初めてだもん。そりゃあ緊張するよ。
でも、大丈夫。
だって、私は___
『中原幹部補佐っ、なんだからぁ!!』
そして私は、刀を抜いた。
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水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - 柚木 京さん» 応援ありがとうございます!キャラについては了解しました!頑張ります! (2021年10月4日 19時) (レス) id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
柚木 京(プロフ) - いつも応援しています!文ストキャラについて私は太宰さんがやっぱりいいと思います!これからも応援してます!!頑張ってください! (2021年10月4日 19時) (レス) @page46 id: 6f70ba3c7c (このIDを非表示/違反報告)
水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - ひなとさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!!文ストキャラについては承知しました、もう少しコメントが来たら決めようと思ってます!これからも頑張ります! (2021年10月4日 18時) (レス) id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
ひなと(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!出してほしい文ストキャラなんですけど、私は太宰さんを出してほしいと思ってます!(旧双黒がみたい…!)更新頑張ってくださいね! (2021年10月4日 17時) (レス) @page46 id: 2ce6f0ea3f (このIDを非表示/違反報告)
水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - ヒメさん» ありがとうございますぅぅぅ...ヒメさんや他の応援してくださっている方が生き甲斐です...これからもよろしくお願いします...!! (2021年10月4日 16時) (レス) @page46 id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水神 夕綺 * Yuki Mizugami | 作成日時:2021年9月21日 16時