元マフィアの柱さん。【文豪ストレイドッグス】【鬼滅の刃】

11話 【兄妹】 ページ11

『かっ...可愛い！！それに人を食わないんですね！珍しい！』




鱗｢...この娘は竈門炭治郎の妹だ。...もし禰豆子が斬られそうになっていたら炭治郎と一緒に守ってほしい｣






え、めっちゃ羨ましい。お嫁にほしい。←





『はいっ！！絶対守ります！！...あ、そういえば、そのカマドタンジロウって子に会いに行きたいんですけど、今どこにいるんですか？』



鱗｢炭治郎は東の方向にいる。｣



『了解です！ありがとうございますー！』






禰豆子ちゃんがあんなに美人なんだからタンジロウくんも美形でしょ！！



私は走って東の方向に走っていった。





________
_____
___



東の方向に走っていくと、大きな岩の前に倒れている男の子がいた。



その子の隣には、花柄の和服に狐のお面の可愛い女の子がしゃがんでいる。





『えっ...！？ど、どうしたのその子...』



？｢この子はさっき私の兄弟子と戦って倒れちゃったの。大丈夫、この子は死んでないよ｣




『そっか...！あ、私は川端 A。あなたは？』




？→真｢私は真菰だよ。よろしくね、Aちゃん｣




『真菰ちゃんかぁ、可愛い名前だね！』




真｢ありがとう。Aちゃんも可愛いよ｣




『ありがとう！』





真菰ちゃんは、なんだかふわふわしてる不思議な子だった。

ものすごく可愛いけど...強い気がする。ギャップだね。

少し気配が薄いのは気の所為だろう。





？｢うっ...｣




急に倒れてた男の子が起き上がった。




真｢大丈夫？｣



？｢う、うん...。さっきの一撃、凄かった...！無駄な動きが少しもなかった！！本当に綺麗だった！俺もあんな風になれるかな...あんな風に！｣




真｢きっとなれるよ。私が見ててあげるもの｣




『私は君たちの戦いは見てないけど...でもきっとなれる！一緒に頑張ろ？』





？｢あぁ！...というか、君たちは...？｣





________
_____
___



倒れていた少年はやっぱり 竈門炭治郎くんだった。

そして炭治郎くんがベタ褒めしてた子は錆兎だと真菰が教えてくれた。




◇◇◇





『...あ！そろそろ時間かも！私帰るね〜！』



炭｢あぁ、またな！｣



真｢またね、Aちゃん｣





真菰ちゃんは、私達に呼吸のコツや刀の持ち方を詳しく教えてくれた。

女の子なのに凄いなぁ...！







鱗｢...そろそろ帰るのか？｣



『はい！また来ます！ありがとうございました！』







そうして私は、師範の屋敷へ向かった。

12話 【異能力】→←10話 【可愛い鬼】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す