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28本目 ページ30

友1「A・・・・・・?」


友2「なんか、教室ざわついてたけど。どーしたの?」



私の事を探してたのか、パタパタと廊下を小走りで、かけよって質問してくる2人。


貴「友1ちゃん、友2ちゃん・・・」







友2「ちょっ、ほんとどうしたの!?」


あからさまに、落ち込んでいる私に『ぎょっ』驚く友2。





貴「聞いても、私の事信じてくれる?」









愚かだった。
友達でも無い2人にこんな、質問をした私が。



ただ、
今傷ついた傷口を治してくれるんではないか、寄り添ってくれるんではないだろうか。



そんな、上っ面で優しくしてくれる2人を、
『友達』『心友』とこの時、錯覚して。









友1、友2
「「友達なら、当たり前でしょ!」」




そう言って、自分の胸を誇らしく叩く友2と、
『大丈夫!大丈夫!』と、言って背中を撫でてくれる友1。








そしてまたもや、失敗をおかしてしまったのだ。







_____口から息を『すうっ・・・』っと、吸い込み先程まで気がつかなかった、乱れた息をととのえ、ポツリポツリと話していく。




話していく内に、2人の顔色は変わっていった




まるで、おぞましい化け物でも見ているかのように、軽蔑する視線。







それに、


気がついた時には、もう・・・・・









遅かった。

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れるり(プロフ) - りいふさん» ありがとうございます!そう言って頂けるだけで、元気が出て頑張ろうと思えます。これからもよろしくお願い致します! (2017年3月11日 12時) (レス) id: 062464fcfd (このIDを非表示/違反報告)
りいふ(プロフ) - とても素敵なお話でもう……!赤い糸とかそういうテーマとこすごく好きだし、しかも千秋君という……もう……素晴らしいです……(語彙力ェ…)更新応援してます! (2017年3月10日 23時) (レス) id: 3f20fb23d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れるり | 作成日時:2017年2月23日 20時

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