山→新 ページ3
―真選組―
「すいませーん!沖田さんか土方さんいますか―?」
新八くんは、書類を届けに来たみたいだ。
しばらくすると、珍しく副長と沖田さんが一緒に出てきた。
「あの、書類できましたよ。でもこの書類ほんとはお二人がやるべきなんじゃ…。」
「ああ、ごくろうメガネ。」
そう言って、新八くんの頭をぐしゃぐしゃ撫でた。
「わっ、ちょっ!!やめてくださいってば!」
「おい、総悟やめろっての新八くんが可哀想だろ。…あ、ありがとな。書類はこいつがためるから仕方なく…だ。お礼に今度土方スペシャル丼奢ってやろうか?」
「何だよ土方コノヤロー。お気に入りのオモチャってのは苛めたくなるもんでさァ。」
「は?オモチャなんですか僕!!」
沖田さんが新八くんの腕を引いた。
すると、それに対抗するように土方さんももう片方の腕をとった。
「…離してくだせェ新八くん嫌がってやすぜ?土方さんが腕引っ張るから。」
「は?てめぇに嫌がってるの間違いだろ?さっさと離せよ総悟。」
「あー、もう!!いい加減にして下さい!」
新八くんが間に割って入った。
二人とも、新八くんの行動に困惑しているみたいだ。
「…迷惑、でしたかィ?」
「すまねぇ、ついむきになっちまって…。俺のこと、嫌いになっちまったか?」
さっきとはうって変わり、二人ともシュンとなった。
「えっ!?別にそういう意味じゃあ…」
ニヤッ
「じゃあ…、好きですかィ?」
「…そう言うことだよなぁ?」
たじだじとなる新八くん。
ああ…、可愛いなぁ…。
「へっ?へっ!?じゃあ…、好き…です?」
キューン
戸惑った表情で「好き」と言った新八くんの効果は絶大だったらしく、固まったまま沖田さんと副長は動かなくなった。
「(もう帰っていいのかな…)」
好きって言った新八くんすごく可愛かった…。
でもね?
俺以外に好きなんていっちゃダメだよ。
俺以外にあんな可愛い顔見せるなよ。
銀魂キャラ
阿武兎
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猫 - 神羅さん。私も同意です。 (2018年7月26日 11時) (レス) id: 92631832e5 (このIDを非表示/違反報告)
ひい - ぎんたかがよみたい (2018年7月25日 14時) (レス) id: 92631832e5 (このIDを非表示/違反報告)
はるちーから話 - うぽつです!頑張って下さいね!銀新最高でしたので。( ´ ▽ ` )ノ (2018年2月4日 16時) (レス) id: e0290162bd (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 神羅さん» リクありがとうございます!時間がかかると思うとのですが、書かせていただきます! (2016年4月8日 21時) (レス) id: b899f08b12 (このIDを非表示/違反報告)
神羅(プロフ) - 銀高お願いできますか? (2016年4月8日 20時) (レス) id: a22dd21ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サーモン | 作成日時:2016年2月2日 0時