土沖←山(2) ページ20
トントン
「誰でィ?」
「俺です。山崎ですよ。」
「ああ、入っていいぜィ。」
沖田隊長の部屋にはいると、当たり前だけど隊長の香りがした。
…いい香り。
沖田隊長を見る。
「うわっ///!なんてかっこしてんですか!!!」
そう、沖田隊長は寝巻きに着替える最中だったらしく、だらんと寝巻きをはおった状態で、すごく色っぽかった。
なんで、こんなに無防備なんだろう///。
…そして、よく見ると顔も赤い気がした。
副長に抱きつかれたからかな…。
そう思うと、胸がズキズキと痛む。
「だから副長が心配するんだよ…(ボソッ」
「ん?何か言いましたかィ?」
「いや、なんでもないですよ!だだ、他の兵の前ではこんな格好しちゃだめですからね!」
…ホントは俺の前でもダメなんだけど。
「だいたい、沖田隊長は無防備すぎなんですよ!他の兵の目を少しは気にしてください!」
言いながら、沖田隊長の寝巻きを整える。
「なんかザキ、おかんみてぇ。」
はい?
おかん?
いやいや俺はおかんじゃなくて男として見てほしいの!!!
そんな俺の気持ちとは裏腹に、沖田隊長はしゃべり始める。
「俺、土方さんに抱きつかれて嫌じゃなかったんでさァ…、なんか俺が俺じゃないみたいにおかしいんでィ…。」
その言葉を聞いて、俺の予感が確信に変わった。
ああ、この人は隊長のことが好きなんだ。
俺は、失恋しちゃったんだな…。
「…そうですか。ならその気持ちを副長に伝えればいいんじゃないですか?」
俺は今ちゃんと笑えているかな?
胸が…苦しいよ。
「そ、それはなんか言いにくいだろィ…///。」
目の前で赤くなりうつむく沖田隊長に、やっぱりまた胸が高鳴った。
…本当に、可愛い人だな。
「クスッ…、大丈夫ですよ。
もし沖田隊長が傷つくようなことがあれば、たとえ副長でもスパーキングしに行きますから。」
優しく沖田隊長を撫でると、なんと隊長から俺に抱きついてきた。
「わっ、ちょっ…///!」
驚きすぎて、心臓がバクバクだ。
…俺、もつかな…///。
銀魂キャラ
阿武兎
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猫 - 神羅さん。私も同意です。 (2018年7月26日 11時) (レス) id: 92631832e5 (このIDを非表示/違反報告)
ひい - ぎんたかがよみたい (2018年7月25日 14時) (レス) id: 92631832e5 (このIDを非表示/違反報告)
はるちーから話 - うぽつです!頑張って下さいね!銀新最高でしたので。( ´ ▽ ` )ノ (2018年2月4日 16時) (レス) id: e0290162bd (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 神羅さん» リクありがとうございます!時間がかかると思うとのですが、書かせていただきます! (2016年4月8日 21時) (レス) id: b899f08b12 (このIDを非表示/違反報告)
神羅(プロフ) - 銀高お願いできますか? (2016年4月8日 20時) (レス) id: a22dd21ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サーモン | 作成日時:2016年2月2日 0時