土沖←山 ページ14
真選組での食事中−…。
『なあなあ、これとかスゴくね??』
『いや、俺はこっちのほうが…』
皆が、ひとつの本の前でザワザワと集まっていた。
そのなかには、ザキや近藤さんもいる。
ま、あやしい本かなんかだろ。
今、土方さんは見回り中なので皆いつもより騒がしい。
オ)「何やってんでィ?」
俺もさすがに気になり、近くにいた隊士に尋ねる。
…薄々返事は分かっているけど。
『えっ?あ、いや沖田隊長にはまだ早いですよ///!」
そう、皆俺をガキ扱いしてこういう類いの話には入れてくれないのだ。
もう俺だって立派な男なのに…。
「そんなことねぇでさァ!俺だってもう立派な男…ん?どうしたんでィ?」
突如話していた男の顔が青ざめていく。
俺も後ろに殺気を感じ、振り向いた。
ヒ)「何やってんだてめーら…!!」
兵たちがすぐさま散らばり、近藤さんがフォローにまわる。
コ)「トっ、トシ。たまにはこういうのも大事だと思うんだ…」
フォロ方にフォローするなんて無理な話なのに…。
あきれた目でその様子を見ていると、土方が真っ直ぐこっちに来ていることに気づいた。
「何でィ?」
土方が俺の目の前まで来ると、無言で俺の腕を掴む。
「総悟、来い。」
「わっ、ちょっ…!何するんでィ!?」
すぐに腕を引かれ、俺は仕方なく土方と食堂を出た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
今、俺たちは長い廊下を歩いている。
ドンッ
その途中でいきなり土方のヤローが止まるから、俺は土方の背中にぶつかってしまった。
「何怒ってんでィ。」
「別に、怒ってねぇよ。」
そんなことを言っているが、俺からは怒っているようにしか見えない。
「なら、手ぇ離してくだせェ。」
すると、土方は手を離し、代わりに抱きついてきた。
「っ!!?なっ、何しやがるんでィ//!!!」
「お前が無防備すぎるのが悪い。」
俺には、土方の言っている意味が分からなかった。
「何意味のわかんねぇこと言ってるんでィ//!離しやがれ!!」
ドンッ
土方を押し退けると、以外にすぐ離してくれた。
その隙に自室に走り込む。
銀魂キャラ
阿武兎
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猫 - 神羅さん。私も同意です。 (2018年7月26日 11時) (レス) id: 92631832e5 (このIDを非表示/違反報告)
ひい - ぎんたかがよみたい (2018年7月25日 14時) (レス) id: 92631832e5 (このIDを非表示/違反報告)
はるちーから話 - うぽつです!頑張って下さいね!銀新最高でしたので。( ´ ▽ ` )ノ (2018年2月4日 16時) (レス) id: e0290162bd (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 神羅さん» リクありがとうございます!時間がかかると思うとのですが、書かせていただきます! (2016年4月8日 21時) (レス) id: b899f08b12 (このIDを非表示/違反報告)
神羅(プロフ) - 銀高お願いできますか? (2016年4月8日 20時) (レス) id: a22dd21ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サーモン | 作成日時:2016年2月2日 0時