エビはもう居たようで【男主】《ツイステ》

16匹目 ページ21

そんなこんなで話しているととうとう入学式の会場に着いてしまった。

寮長同士の会話が聞こえてくる
どうやら学園長が来ないことについて話しているようで。
……いや腹痛めたってなんだよw


クロ｢違いますよ！｣

？？｢あっ、来た。｣

クロ｢全くもう。新入生が一人足りないので探しに行っていたんです。｣

？？｢…おい、A。お前なんでクロウリーといるんだ。｣

『あーいや、図書室でサb((……勉強ｼﾃﾏｼﾀ……。』


リ｢僕の前で遅刻するとは…いい度胸がおありだね。君、式典くらいしっかり出たらどうなんだい？｣

『えー？別に俺は1年だけど留年生だし？寮長とか、そんなんでもないんだからいいじゃん。』

リ｢そういう問題ではないんだよ！今日は1年生もいるのだからちゃんとしてもらうよ！｣

『えー？』

？？｢かったるいことは嫌いなんだ。……A。早くこっちこい。｣


『…へぇへぇ。わかったよレオナｻﾝ』

目的の場所に向かおうと歩く度に
好奇の視線がこちらへ向けられる。
まぁ、憎悪も多少…

……はぁめんど。

レ｢こっちだ｣

？？｢全く！レオナさん式典に来させるのにAくんの名前使って呼んできたのに、入学式に居ないんすもん。機嫌悪いまんまで大変だったんすよ！｣

『ラギーごめん…( ; ˘•ω･):』

ラ｢今回ばかりはリドルくんの言う通りっすよ。式典くらいはちゃんと参加して欲しいっす。俺の苦労も考えて欲しいっスねぇ…｣


『…気をつけるよ！( ^^ )』

ラ｢あんた、守る気ないでしょ？｣


｢…あらあらこれは、Aさんじゃあありませんか？｣

『…』

アズ｢このようなイベントには欠席されるかと思っていました。お久しぶりですね？｣

『別に俺がきたくて来たわけじゃないんですけどね？』

アズ｢でしょうね。誰かに連れてこられない限りあなたから私達に顔を見せることなど有り得ませんからねぇ？｣

フロ｢…エビちゃん、何しに来たの？生憎、俺らはエビちゃんと違って案内役で忙しいからさぁ？……邪魔するなら帰ってくれる？｣


ジェ｢フロイド。｣


フロ｢…ﾁｯ。｣

『何を考えてるか分からないけど、俺は今、サバナクローだから、お前らが何しようと関係ない。邪魔するつもりなんてないし、何度も言うけど、俺自体お前らに顔見せに来ようと思ってきたわけじゃないんだわ。不快にさせてすまんな。』

ジェ｢…｣



【汝の名を告げよ】



『？！((ﾋﾞｸｯ…新入生の寮分けが始まったのか。』

17匹目→←デザートを1つ。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す