エビはもう居たようで【男主】《ツイステ》

13匹目 ページ17

『そうじゃなくてだよ。


なんでこんなとこにモンスターが…？』

青だぬき｢お？なんだなんだ？こいつの他にも人間がいるんだゾ…？
まぁいいんだゾ！さぁ、丸焼きにされたくなかったらその服と、もう1人のやつ！お前が提げてるペンをー｣

あっ、後ろからクロウリー接近中w

『狸、狸。後ろ後ろw』

青だぬき｢俺はたぬきじゃねえんだゾ！それになんなん…｣

ビシッバシッ

青だぬき｢ふぎゃっ？！痛ぇゾ！なんだぁこの紐！｣

クロ｢紐ではありません。愛の鞭です！

…おや。これはこれはAさんじゃありませんか！式はもう始まっていますよ。あなたもこの時ぐらい参加なさい！｣

『え〜それって寮長とか全寮いるんでしょ？俺、機嫌の悪いレオナのとこにいって怒られるのも嫌だし、あいつらに、顔合わせてヒソヒソ言われるのもゴメンなんだけど…。』

クロ｢ふむ。それぐらいなら、あとから来るのではなくてきちんと時間通りに式に参加なさい。幸いこの学校の式典服にはフードが着いてます。目立ちさえしなければそれで隠せたでしょうね。
今回はあなたの責任です。ちゃんと出てもらいますよ！｣

『(･д･)ﾁｯ…』

クロ｢それと…！あぁ、やっと見つけました。君、今年の新入生ですね！ダメじゃありませんか。勝手に扉から出るなんて！
それに、まだ手懐けられていない、使い魔の同伴は校則違反ですよ。｣

青だぬき｢離せ〜！俺様はこんなヤツの使い魔じゃねぇんだゾ！｣

クロ｢はいはい、反抗的な使い魔はみんなそう言うんです。少し静かにしていましょうね｣

青だぬき｢ふがふが！｣

クロ｢まったく。勝手に扉を開けて出てきてしまった新入生など前代未聞です！｣

『え？俺もどちらかと言えば自分で開けt｢あなたの普通はあてになりません！｣ﾊｲ。』

クロ｢はぁ…どれだけせっかちさんなんですか。｣




『…クククッ…クハハハHAHAHAwwwwww』



｢｢！？？｣｣


『いやwww…俺さぁこの学園で初めていい事あったかもwww
え？だって喋る青だぬきに、俺ぐらいハチャメチャな新入生だぜ？？今が人生の中で1番笑ったwww
ﾋｨｨwww腹痛いぃwww』

？？｢…(¯∇¯;)｣

青だぬきw｢だからたぬきじゃねえんだゾ！！｣

クロ｢…
…さぁさぁとっくに入学式は始まっていますよ。鏡の間へ行きましょう。｣

ガシッ

『へ？』

クロ｢君は口で言ってものらりくらりとかわして絶対に来ないので連れていきます。｣

『嫌だからって髪ひっ((いたたたた！！ひどくね？！』

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