文豪たちの観察日記 一冊目 【文スト】

「私がいなくなっても生きて。」と言ってその後の任務で死んだ日。*怜希様リク* ページ18

中島敦
「どうして…?何で…?何であの時、止めなかった…?」
あの時任務を行かないよう止めなかった自分に自己嫌悪しています。
あなたを失いたくなかったのです。



太宰治
「何故、私の大切な人は何時も私より先に居なくなるのだろう…。」
彼は昔の友人と貴女という二人の大切な人を失いました。
悲しみにうちひしがれ、生きる意味を死ぬまで探すのでしょう。



江戸川乱歩
「待って。君はその任務に行っちゃ駄目だ。僕が許可しない。」
超推理のおかげで彼だけは貴女を失わずに済みましたね。流石世界一の名探偵ですね。
貴女を抱きしめて必死に言うので貴女も任務には行きませんでした。



芥川龍之介
「僕は、大切な人一人すら守れない弱者なのか…！」
貴女を失ったことへの深い喪失感と絶望感に襲われます。
ただひたすら懺悔する毎日に終わりが来るのは何時なのでしょうか。



中原中也
「自分の女も守れないような駄目な男に、生きる価値なんて、無い。」
呪いの様に自分を罵り続ける彼。
死に場所を探し、今日もまた貴女のいない夜のヨコハマをふらつくのでしょう。



ドストエフスキー
「おはようございます。今日は雨なんです。傘、忘れないで下さいね。」
貴女の部屋に来ては返事の無い会話をずっとしています。貴女の死を受け入れられないのですね。
今日も明日も貴女の部屋に来ては話しかけるのです。もうこの世界にいない貴女に。



ゲスト

国木田独歩
「俺の周りで誰一人死ぬなど許されない！」
一番精神的に限界の来やすいタイプですね。理想が崩れ貴女を求め、さまよいます。
いつになっても来ない貴女を待ち続けるのです。命の限り。


福沢諭吉
「栞。…もう一度、返事をして…くれないか…。」
一人部屋の中で貴女を想う彼。一体何を想い、何を考えているのか…。
それはもう、誰にもわからないのでしょう。


条野採菊
「栞さんが、死んだ…?彼女は死なない。彼女が、死ぬ訳無いでしょう！」
何が何でも受け入れたくない彼。大好きな貴女の死ほど残酷な物は無いのでしょう。
誰かと同じく、貴女が生きていると思い込んだまま生きていくのです。


末広鐵腸
「俺があの時、栞を止めれば、こんなことにはならなかった…！」
激しい後悔と罪悪感に苛まれます。悲しみの深みにはまり、中々出られません。
何時の日か貴女に会えると信じ、歪んだ世界で生きるのでしょう。

夢主が本当は文豪の敵組織の一人で、文豪に拳銃を当てた日。→←死んだと思っていた夢主が山籠りをして敵の情報を集めたり修行しているのが分かった日。*怜希様リク*

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