体育館倉庫に閉じ込められてみた。*アオイ様リク* ページ17
夢主はマネで北一組とは普通の友達です。
夢主side
「ガッデーーーーーム!!!!」
いきなり失礼しました。国城A、中2です。
体育館倉庫で片付けしてたら教頭が鍵閉めたんです。
体育館倉庫の奥の方で片付けしていた私と部員たちに気づかずに。
確かに遅くまで自主練やりすぎだったかもしれないけどね!?
そして今ここにいるのは、
及川先輩、岩泉先輩、飛雄、英、勇太郎、私の6人。
「ど、どうしますか?一晩此処に居たら親心配します…。」
すると岩泉先輩が口を開く。
「だな。でも、スマホは校則上俺らは持ってきてねえし、鍵を閉めに来たってことは教頭が一番遅くまで残っていた職員なんだろうな。」
「デスヨネー。」
溜息をついたあと、及川先輩が話す。
「警察とかに捜索願とか出されたらたまったものじゃないよ。」
「もう今日は諦めるしか無いんじゃないスか?鍵なんて誰も持ってないスよね?」
そう言ってくれるな、飛雄!
もしかしたら鍵を誰かが奇跡的に持ってたり…
「持ってるわけないじゃん。スペアキーを作れないように複雑にしてるらしいし。」
だ、だよね…。期待した私が馬鹿だった。
「どうしますか?ド、ドア蹴飛ばしちゃいますか?」
「ちょっと待ってください、A先輩。ドア壊したら俺らが弁償…とかなるんじゃ…?」
勇太郎に言われるまでその発想がなかった。
詰んだな、これは。
「あ、でもさ、警備員が来る可能性は十分にあるんじゃない?」
確かに!及川先輩ナイス!
「じゃあ、警備員さんが来たら、大声で呼んで、ドア叩きましょう!」
そして一時間後…
「え、本当に来るんですか?」
「もしかしたら今日は見回りに来ないとか?だったら本当にやばいね。」
「お、お化けとか出たら私マジで生きて帰れません…。」
すると及川先輩が私に近づいて頭を撫でてくれた。
「大丈夫。俺たちがついてるし。しっかり守るから。」
「及川先輩…!」
「俺もいるし、腕っ節だけなら俺ら二人で大抵大丈夫だろ。」
「岩泉先輩…!」
この2人、カッコ良し男!
「先輩、俺たちもいます。後輩にも頼って下さい!」
「俺は腕っ節は強くないですけど、知恵は働く方ですから。」
「俺も、先輩のことちゃんと守りますよ!相手がお化けでも!」
飛雄も英も勇太郎も優しすぎか…!
北一に来て良かった。
最終的に警備員に見つけられたおかげで、無事全員家に帰れました。
書き方について ※必読です→←キャラのジャージを着て寝てみた。*桃桜様リク*
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奈々 - 誠に申し訳ございませんでしたってww (2021年8月13日 14時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 八つ当たりのやつ、私が夢主に惚れた……とっても尊いです。 (2021年2月13日 10時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
花鳥(プロフ) - ちゃんこ鍋さん» ご指摘ありがとうございます。続編も見てくださると嬉しいです! (2020年1月20日 18時) (レス) id: 29d76d8aa6 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ鍋(プロフ) - 『喧嘩してみた。(稲荷崎編)』の治のところについてです。宮兄弟はお互いに「ツム」「サム」で呼びあっていると思うのですが、「侑」になっていました。変なところ指摘しちゃって申し訳ないです…… 続編も楽しみにしてます!頑張ってください^^* (2020年1月20日 16時) (レス) id: 590d5b732c (このIDを非表示/違反報告)
黒崎零菜(プロフ) - またリクエストです青葉城西三年・烏野一年で夢主が浮気ドッキリ仕掛けてみた。をお願いします! (2020年1月7日 0時) (レス) id: 943180d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花鳥 | 作成日時:2019年9月26日 23時