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「私はいつまでここにいればいいの?」


銀時「身体が治るまでだろ」


相変わらず謎なこの空間に閉じ込められ、何分何時間たったのだろう


もしかしたら、もう一日が終わっているかもしれない


皆心配してるんだろうな


銀時「………そうだな」


彼は私の言葉に返事をする


一定の時間が流れる


頭には


「何が怖いの?」


恐怖というワードが頭の中に置かれた


銀時「……………」


「…今、あの世界いるのは私で坂田銀時という人物が根っから変わってしまったから


私が最大の敵を倒し、私と貴方が入れ替わるとき、


そこにいるのは本物の坂田銀時のはずなのに、偽物の坂田銀時が出来上がってしまう


それが怖いの?」


暗い目をした銀さんは子供のようだった


まさに、松陽といる時の子供の頃の銀さん


重ねて見えた


「…私が言っても信憑性なんてないけど」


脳裏に浮かんだのは


___シオンの顔だった


「すべてが終わった時、そこに私は存在しない


私は何者にもなれない」


彼に答えるように


自分に言い聞かせるように


私は言葉をこぼす


銀時「…お前も自己犠牲か?」


そのセリフは


疑問というより、問題の提起の方が当てはまっている


「……そうかも。結局、シオンのことは助けられない。私は彼女を助けるフリをしてヒロインを演じたいだけなのかも」


私は惚けた


頭に残るものは


虚無だ


銀時「お前は…


お前はそういうんじゃないだろ」


目線をずらし、私自身を肯定してくれる銀さん


そんなに話したことないのに


なんでそういうこと言えんのかな


銀時「短時間でも伝わることは伝わる。


お前も同じだろ」


「そうね」


つまらない会話はあっという間に終わる


死ぬほどつまらない時間はほんの数分で終わってしまった


なにかほかのことを考えたい


なんだか気分が下がってしみじみしてしまう


私らしくも、銀さんらしくもない


銀時「……じゃ、昔話でもするか?」


私の頭は情報垂れ流し機


彼の言葉から私はプツンと糸が切れた


「つまらなくなさそう」

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ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - キラリ&キララさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ございません。話数を間違えてしまったので修正させていただきました。わざわざご指摘頂き、ありがとうございます。 (2018年6月22日 20時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
キラリ&キララ(プロフ) - すみません"途中"まで一緒な気がするでした (2018年6月18日 16時) (レス) id: 8fa86492e9 (このIDを非表示/違反報告)
キラリ&キララ(プロフ) - 102と103が同じな気がするんですが……気のせいですかね?気のせいならばごめんなさい (2018年6月18日 16時) (レス) id: 8fa86492e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ToaRin | 作成日時:2018年5月15日 19時

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