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松陽「みんな揃いましたね」


案内され、着いた先では


松陽とヅラが俺たちを待っていた


いつも冷静なヅラは何故かそわそわしていて、松陽もいつもより嬉しそうな気がした


この街に来てから少したった今日この頃、


松陽「みなさんが喜ぶものを用意しましたよ!」


どうやら、松陽から俺たち3人にプレゼントがあるようだった


高杉とヅラが目を輝かせた


俺はいつも通り


何故かっていうと、大体予測がついてしまってるから


松陽「今日から


ここが私たちの家です」


勢いよく振りかざされた腕は大きく広げられ、ある一戸建てを指した


おおおっ!という歓声とともに走り出す二人。


俺は、のそのそと歩きながらその一軒家をまじまじと見た


その外見は前の家とよく似ていて、木の香りがする平屋だった


木々がよく生え、松陽のための家…と言っていいほど松陽に良く似合うものだった


前より庭は広く、立派な松の木が堂々と居座っていた


松陽「どうですか?」


松陽は私の顔をのぞき込む


その顔は少し自慢げで、私の喜ぶ反応を期待している表情だった


A「まぁ、嬉しいよ。」


どこか曖昧なその言い方に、不満を持つことなく純粋に喜ぶ松陽


先程までとは違う嬉しそうな表情は子供のようだった


A「それより…こんな立派なものどこで何をして手に入れたの?」


松陽「使っている者がいなかったようなので、拝借しまして、少々改造を…」


A「それ、無法者がやる事だからね」


その後に、私の為?と一言付けたした


疑問ではない。どちらかと言うと確認である。


松陽「…前の庭、気に入っていたでしょう?残念がっていたので、少しでも似せようとしましてね…」


……恥ずかしいやつ


A「……ありがと」


できるだけ小さい声で呟いてから俺は高杉とヅラの方へ走りだした

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ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - ミリアさん» 返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません。ありがとうございます。リクエストとしてお受け取りさせていただきます。作品が一区切り、または完結致しましたら、手をつけようと思っています。 (2018年4月16日 22時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが凄く楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったら銀時♀逆行か高杉の姉か妹か娘がワールドトリガーかリボーンかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってくださいね (2018年4月12日 0時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - いえいえ、全然、うれしいです♪ありがとうございます!(*^o^*)よろしくお願いします<(_ _)> (2018年3月21日 11時) (レス) id: 1890f311d0 (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - aina♪さん» 私なんかでよければ、構いませんよ!ただ、参考になるかは分かりません…出来る限りのことはさせていただきます! (2018年3月20日 23時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - もし、良かったら、私の作品も読んでくれませんか?(>_<)初めてで全然自信ないので、アドバイスほしいです! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 1890f311d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ToaRin | 作成日時:2018年3月20日 20時

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