検索窓
今日:13 hit、昨日:34 hit、合計:28,126 hit

47 ページ1

松陽「あれ?」


団子を食べて、俺は防具服を着用し、稽古場に俺は来たのだが


いるはずの人がいなかった


今日は、今までの成果を発揮する日


子供たちは待ち遠しいと思っていた


なのに、子供が一人もいないのだ


松陽「おかしいですね…私は、何か言い間違えをしていましたか?」


銀時「ちゃんと、明後日の午後1時からって言ってた」


松陽「そう…ですよね…」


困ったような、落胆したような表情をしていた


何か用事があっても、言うはずだし…全員来ないのがおかしい


だからといって、子供たちの身に何か…という訳でもなさそうだ


松陽「困りました。どうすれば…」


…やっぱりか


銀時「悪い噂」


松陽「え?」


間抜けな声を出す松陽


それに構わず、俺は続ける


銀時「いくらでも言えるだろ。鬼の子が子供を騙してるとか、鬼を村を荒らしてるとか」


松陽「そんな!!」


俺の言葉を否定するように松陽は声を上げた


「よく思っていない人も世の中には沢山いるんだよ」


その言葉に、松陽は残念そうに笑った


そういう顔を見るのは苦手なんだ。やめてくれ。


「ごめんなさい、私のせいだ」


松陽「いいんです。貴女のせいではありませんよ。」


優しい声で、私を慰めるように話す松陽


私、幸せだな


だから、この幸せを守らなきゃ


彼のためにも


「責任は、ちゃんと取るから」


低い声で、私は言葉を漏らす


周りの空気がどっと重くなった


松陽が喉を鳴らした


その音に、私はハッとした


また、困らせてしまった


銀時「…ちょっと、探してくる!!」


松陽「えっ?!銀時!!」


俺は、走って塾から飛び出した

48→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , シリアス , 成り代わり
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - ミリアさん» 返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません。ありがとうございます。リクエストとしてお受け取りさせていただきます。作品が一区切り、または完結致しましたら、手をつけようと思っています。 (2018年4月16日 22時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが凄く楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったら銀時♀逆行か高杉の姉か妹か娘がワールドトリガーかリボーンかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってくださいね (2018年4月12日 0時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - いえいえ、全然、うれしいです♪ありがとうございます!(*^o^*)よろしくお願いします<(_ _)> (2018年3月21日 11時) (レス) id: 1890f311d0 (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - aina♪さん» 私なんかでよければ、構いませんよ!ただ、参考になるかは分かりません…出来る限りのことはさせていただきます! (2018年3月20日 23時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - もし、良かったら、私の作品も読んでくれませんか?(>_<)初めてで全然自信ないので、アドバイスほしいです! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 1890f311d0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ToaRin | 作成日時:2018年3月20日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。