第百四十八話「無病息災」 ページ11
ギロロ「この貧弱者がァァァァァ！！！！」
目が覚めた瞬間 我輩の身体は宙を高く舞い
そしてその勢いのまま墜落した
ケロロ「」
声を上げる余裕すらない
それらの行動は刹那のものだった
そしてまた刹那のうちに襲いかかる苦痛
今なら喜んで死ねる
そんな気さえ起こる程の果てしない苦痛
あぁどうしてこんなことが起こったのだろうか？
そんなことさえ考えることが出来なかった
今の自分はきっと地に上げられた魚のような状態になって居るのだろう
ジタバタ ジタバタと
醜く滑稽な姿になっているのだろう
貴「・・・だっ大丈夫ですか？」
あっ・・・A殿は我輩を心配してくれて・・・
ギロロ「フン コレぐらいがコイツには丁度良い」
クルル「そうそう そんなことよりも風呂入ろーぜ」
この畜生共がぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！
必死に睨む我輩の殺意が届いたのかは定かではない
しかしそれに対し赤ダルマが睨み返して
ギロロ「元はと言えば貴様が俺に蹴られてから」
ギロロ「数時間も気絶してるからいかんのだ」
と訳のわからない理論を並び立て
身体が貧弱うんたらかんたらと・・・
・・・・・・・・ん？
数時間？ 数時間ってどういうことでありますか
・・・・・・・・・・・・・・あっ思い出した
ケロロ「我輩A殿とクルルがイチャコラしてたから！」
ケロロ「気を使って気絶するフリして！！！」
ケロロ「そしたらいつの間にか寝てたんでありますよ！！！！！！！！！！！！！」
我輩は今の思いを爆発させた
周りの目が点になっているが気にしない
ケロロ「リア充爆発しろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」
我輩は動かない身体を無理矢理動かしクルルに突進した
だがしかしいとも容易く避けられた
我輩はその勢いのまま壁に突撃する
ケロロ「おぅっっ！！」
クルル「会長さんよぉ〜妬むのは勝手だけど中々醜いぜぇ ク〜クックックッ」
勝ち誇ったようにクルルは笑う
我輩の中の湧き上がってくる憎しみは止まらなかった
ケロロ「コノヤロォォォォォォォォォォ！！！！！！！！」
ギロロ「近所迷惑だ！止めんか！！！」
そう言ってギロロもデストロイに参戦する
ケロロ「受けてかかってやろじゃねぇか！！」
我輩は叫びながらクルルとギロロに殴りかかった
それを傍らで見てた女はつぶやいた
貴「・・・・・・本当に近所迷惑だよ」
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こも(プロフ) - 好きすぎて何周かしました…がち大好きです…続き待ってます！！ (1月30日 21時) (
レス) @page19 id: c580577939 (このIDを非表示/違反報告)
みまさかや(プロフ) - 四字熟語の意味とか伏線とかめっちゃ気になります！！話構成やキャラがすごく立っていて素晴らしいです！！続き出されるのか分かりかねますが有れば飛び上がって喜ぶ自信があります。執筆活動頑張ってください！ (2021年5月30日 1時) (レス) id: a432ddc5a7 (このIDを非表示/違反報告)
ネコメ - 続きを楽しみにしてます。頑張ってください！ (2021年5月24日 21時) (レス) id: 38063781d3 (このIDを非表示/違反報告)
ルト(プロフ) - 更新されてて泣きました....ありがとうございます。大好きです。応援しています。 (2020年7月25日 18時) (レス) id: 1af78e2485 (このIDを非表示/違反報告)
メフィ - 気になる.....気になっちゃうよーーーーー！！！！！ (2020年7月3日 21時) (レス) id: 2ce8d674b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：提琴 | 作成日時：2015年9月10日 22時
