○ 嫌 ページ25
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「こっち手伝ってー！」
ガタガタと机が下ろされ、教室の床が揺れる
みんなのふざけあう声が辺りに充満していた
「花火とキャンプファイアは19時からになるそうでーす！」
学級委員の子が前で叫んでる
ふと窓の外を見ると、暗幕が外されたガラスの向こうはもう真っ暗になっていた
公「.....バックれちゃう？」
一人笹の葉をまとめていると、いつの間にか公佳が隣に立っていた
微妙な顔をしてあたしを覗き込む
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「....ううん、大丈夫....」
その言葉が嬉しくて、自然と笑顔になる
でも、やっぱり心からは笑えなかった
花火もキャンプファイアも昼までは楽しみだった
でも、今はそんな気分じゃない
あの瞬間、そんなことはどうでもよくなった
昼間見たあの子の顔が頭から離れない
ハーフみたいで、とにかく可愛くて、智にぴったりの子だった
ああいう子が智と釣り合うんだって納得できた
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あのくらいの子じゃないと...って....
あの時は何も考えられなかったけど、時間が経って頭は少しずつ働き出した
結局のところ、智にはやっぱりそういう子がいたってこと.....
その事実と対面した
彼女はいない...
女に興味ない......
そんなことを言う智にいつも疑問を抱いていた
女の子の影をチラリとも見せないことが不思議で仕方なかった
今になって色んなことが頭をめぐる
話が繋がっていく
全ては、あの子の存在
彼女を作らないのも、女に興味がないのも、全部の事柄に筋が通る
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でも...全然ダメ.....
それを知ったからこそ、あたしは苦しめられる
どうしてそういう子がいるのに...あたしに近づいたりしたの？
思わせぶりなことしたり...
強引に迫ったり...
そんなことばっかりしたの？
結局は全部、ゲームで遊びだった....
やっぱり...そういうこと...だったの.....？
遊ばれてからかわれて、あたしは馬鹿みたいに智を意識した
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・
好きに...なりかけた......
単純で騙されやすくて、智から見たら絶好の遊び相手だったのかもしれない
そう思うと、自分が惨めにしか思えない
返してよ...あたしの気持ち....
石原「ねぇねぇ！智！」
もやもやしながら笹の葉をひもでまとめていると、教室の向こうで智を呼ぶ石原さんの声が聞こえた
智の名前にピクリと耳が反応する
・
・
石原「今日来てた子、メッチャ可愛かったね！」
○ 繰り返し→←○ 見ちゃいけないもの、聞いちゃいけないもの
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ゆき - 翔くんまさかの告白！！もうなんか翔くんとくっついちゃえって少し思っちゃいました笑 (2015年3月21日 15時) (
レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» はい！LDKを友達と見に行ったんですけど壁ドンの威力が...笑 (2015年3月17日 14時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 山崎くんかっこいいですよね！笑 (2015年3月15日 22時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» まぢです笑 あの人猫みたいなとこありますよね笑 (2015年3月10日 16時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 大野くん。。まぢですかぁ。。。笑 (2015年3月6日 10時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきぃ | 作成日時：2015年3月2日 18時
