○ 役割 ページ20
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でもそのあと、家に帰っても次の日も、もちろん今日も...智とは一言も話してない
期待と救われた気持ちは、不安定なまま残されている
ちゃんと...話したいな....
和「あっ、いたいた！おい、A！」
ぼんやりしながら廊下を歩いていると、前方から落ち着きのない呼び声が聞こえた
公「A、Aに用じゃん？」
「え？なんだろ...」
行き交う人をかき分けてやってきたのは和也
「...どしたの？」
何やら慌てた様子
和「おぅ、アイツアイツ、アイツ見なかった？」
公「...アイツぅ？アイツじゃわかんないし」
アイツアイツを連呼する和也に、彼女の公佳がナイス突っ込み
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和「アイツだよ、大野。見てない？」
______ドキッ
名前を出されただけであたしの心臓は過剰反応する
「あ...見て...ないな」
今日はバタバタしてて智の姿は朝見かけたのみ
そのあとは見かけてない
和「そっか...そりゃまいったよ、どこ行ったんすか？」
公「...なんで？大野くんに何かあるの？」
公佳がそう聞いた時だった
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翔「ダメだ、見当たんない...」
和也の向こうに翔がひょっこり現れた
あたしたちに気づいた翔と不意に目が合う
視線同士が重なった瞬間、あたしは反射的に目をそらしていた
和「マジっすか？...すいませんね」
翔「中にはいないんじゃん？あと捜してないのって外くらいだし...」
そう言った翔は軽く息を切らせてる
智を捜して走り回ってたのかもしれない
公「え、何？当番の交代とかなの？」
黙るあたしに代わり、公佳が和也にそう聞く
そんな質問をした公佳の横で、あたしはブレザーのポケットから例の当番表を取り出した
翔「いやさぁ...なん決めたやつと順番狂ってて、相葉が大野捜しといてって」
どうやら、智を本当に探してるのはクラスメイトの相葉くんだった
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相葉くんは今、当番の真っ最中
お化け屋敷の中にいる
ちょっとぉ....それじゃコレ意味ないじゃん....
あんなに苦労して組んだスケジュールも、みんなの都合で結局めちゃくちゃ
軽く落ち込みながら当番表をポケットに突っ込む
和「っつーワケで、相葉さんの次がアイツらしいんすけど...さっきいきなり代わることになったらしくってさ」
話が複雑で、もうよくわからない
とにかく、次が智の番ってことらしい....
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ゆき - 翔くんまさかの告白！！もうなんか翔くんとくっついちゃえって少し思っちゃいました笑 (2015年3月21日 15時) (
レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» はい！LDKを友達と見に行ったんですけど壁ドンの威力が...笑 (2015年3月17日 14時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 山崎くんかっこいいですよね！笑 (2015年3月15日 22時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» まぢです笑 あの人猫みたいなとこありますよね笑 (2015年3月10日 16時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 大野くん。。まぢですかぁ。。。笑 (2015年3月6日 10時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきぃ | 作成日時：2015年3月2日 18時
