○ 心拍数 ページ12
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「おいっ」
「わあっ！」
ぼんやりドアを見つめていると、コツンと頭を叩かれた
あ....。
慌てて見上げた先に更に慌てる
目の前にいつの間にか現れていたのは、今さっきまで黒板の所にいた翔
ニコッと微笑まれていた
「あ....ビックリした」
智見てたの...気づかれてる.....？
なんとなくそんなことを思う
突然やってきた翔が、あたしの心拍数を一気にあげた
ど、どうしよ...
見る見るうちに何も考えられなくなってく
それに合わせてドクンドクンと心臓が暴走を始める
やだ...どうしよ....
赤面していく顔を誤魔化すつもりで、当番表に視線を落とした
仕事に忙しいフリをして見せる
が....
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・
翔「なぁA？」
「ひゃっ！」
突然、おでこに冷たい手の感触が押し当たった
思わず顔を上げる
翔「熱は...ないか....」
....へ、へっ？！
真っ赤になってると思われる顔のまま翔と目が合う
翔「いや...顔赤いからさ」
「え、あ....」
それは間違いなく翔のせい！
鈍すぎ！鈍感すぎ！
呆れるくらいの勘違いに心の中で激しくツッコミを入れる
でも、今は鈍感でよかったとも同時に思えた
気づかれて突っ込まれた方が身がもたない.....
翔「....だいじょぶか？」
「...え？」
心配そうな顔をして首をかしげる翔
何が？何が？！とあたしの鼓動は暴れまくる
気持ち的には見てられないのに、翔の顔から目をそらせない
翔「体調よくないのかなーって思ったからさ....」
そんなことを言われて、あたしはブンブンと首を横に振った
体調なんて超絶好調の超！心配ご無用！
しつこく首を振りながら、元気元気、超元気！と胸の内で繰り返す
そんなことをしていると...
・
・
翔「わかったよ、わかった(笑)」
降り続けるあたしの頭を、翔の両手が抑えて止めた
______ドキッ
屈託のない笑みが胸を撃ち抜く
翔「あのさ、コレなんだけど...」
「えっ？」
翔「俺さ、部の方にも行かなくちゃダメになって...時間、ズラせないかと思って」
「あ、あぁ...そうなんだ.....」
あたしの肘に敷かれた当番表をサッと抜き取る翔
いきなりの本題に頭がついていかない
翔「誰かと代わってもらおうかな...」
「あ...あーうん...」
ダメ、まともに話せない....
「あ、じゃ...じゃあ誰かに聞いてみて？」
翔の手から当番表を取り返し、あたしは椅子を立ち上がっていた
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ゆき - 翔くんまさかの告白！！もうなんか翔くんとくっついちゃえって少し思っちゃいました笑 (2015年3月21日 15時) (
レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» はい！LDKを友達と見に行ったんですけど壁ドンの威力が...笑 (2015年3月17日 14時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 山崎くんかっこいいですよね！笑 (2015年3月15日 22時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» まぢです笑 あの人猫みたいなとこありますよね笑 (2015年3月10日 16時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 大野くん。。まぢですかぁ。。。笑 (2015年3月6日 10時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきぃ | 作成日時：2015年3月2日 18時
