○ 一輪の花 ページ22
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盛り上がる楽しい雰囲気の中、あたしたちの間にだけ微妙な空気が流れている感じがした
この5人が集結するなんて初めてのこと
なんだか居心地が悪い
公「頑張って！大野くん！」
そんな空気を察したのか、公佳が場を和ますように智に声をかけた
公「大野くんが入ると、うちの出し物一気に盛り上がるんだから！」
公佳の言葉に智は穏やかに微笑む
智「ありがと」
そう応えた
和「じゃ、よろしくな？大野さん行ってくんないと相葉さんにキレられそうだし」
苦笑いの和也が話を締め、話が終わりに差し掛かる
______そんな時だった
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「さーとーしっ！」
割り込むように高く弾けた声が聞こえた
...え....何？
またいつもの感じ
いつものこと
智が女のコに呼ばれるのなんて珍しいことじゃない
でも、あたしは瞬間的に何か違和感を感じていた
記憶の引き出しが次から次へと開けられる
勝手にどんどん開けられていく
でも、しっくりこない
ぴったり一致するものがない
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・
＿______誰？
聞こえてきた声は、あたしが初めて耳にした声だった
意識とは別に視線が動き出す
声を頼りにその先を探し当てる
______ドキッ
人が群れるその中に見つけた、とびきり眩しい可憐な笑顔
花がパッと咲いたようなみずみずしい笑みがあたしの胸を撃ち抜く
その笑顔が向けられる先は.....
「やっぱりそうだ！」
一点、一直線.....
「智ーっ！」
胸の中心がズキっ痛んだ
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・
え....
...誰...？
あの子......何？
近づく笑顔に釘付けにされる
人波を軽快な足取りで駆けてくるスラリとした細い脚
絹のように艶やかな栗色の長い髪
嬉しそうな微笑む顔は目鼻立ちがハッキリしていて、日本人離れした顔をしていた
えっ...もしかしてハーフ？
っていうか...あの制服.....
濃紺のスカートに白いラインが際立つブレザー
公「ねっ、A、あれって...嵐ヶ丘の...」
公佳の耳打ちで”もしかしたら”が”やっぱり”に変換された
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滅多にお目にかかれない綺麗な女の子
なんかのモデルでもしてそう...
それがまず思ったことだった
身近なところで公佳なんかはあたしにとってすごく可愛いと思える存在
でも、そういう次元とはまた違う
住んでる世界が違う感じだった
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ゆき - 翔くんまさかの告白！！もうなんか翔くんとくっついちゃえって少し思っちゃいました笑 (2015年3月21日 15時) (
レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» はい！LDKを友達と見に行ったんですけど壁ドンの威力が...笑 (2015年3月17日 14時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 山崎くんかっこいいですよね！笑 (2015年3月15日 22時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ(プロフ) - ゆきさん» まぢです笑 あの人猫みたいなとこありますよね笑 (2015年3月10日 16時) (レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 大野くん。。まぢですかぁ。。。笑 (2015年3月6日 10時) (レス) id: 4f48c88a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきぃ | 作成日時：2015年3月2日 18時
