【銀魂】私の彼氏が総悟の場合

某スト ページ48

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「Aさん病院に運ばれたらしいな」

「あの人がそんな怪我って珍しいよな」

「ああ、なんでも、＿＿＿＿＿＿＿ 」






沖「ハァ、ハァ、ハァッ、」

土「おォ、総悟」

沖「Aはっ、」

土「中にいる、っておい！」






沖「A！」ガラガラッ

『んあ？総悟、どしたのそんな慌てて』

沖「........は？」

『あ、お見舞い？』

沖「あァ、お前、怪我は？」

『見ての通り』 (全身包帯)

沖「いや程度が矛盾してる」

『まあ、火傷だからねー』

沖「火傷？」






沖「じゃあ子どもを助けるために
　火事ん中に、飛び込んだってか」

『そゆことー』

沖「バカかよお前、勘弁してくれよ」

『だって火消しの兄ちゃんがとろいから』

沖「テメェ痕残ったらどうすんでィ」

『それで、あの子どもの命も
　この世に残るんなら万々歳』

沖「.........ハァ」

『それに今回は痕残らないって
　医者のおっさんが言ってたー』

沖「今回は、てなァ、」

『仮に痕残っても、貰ってくれる人が
　いるので、心配には及びませんよー』

沖「...........それ、」

『ん？』

沖「俺ってことでいいんだな」

『他に誰がいるんですか』

沖「確かに、言われてみりゃお前が
　どんだけ痕こさえようが関係ねェな」

『だから寸分も迷わず火に飛び込んだー』

沖「いやそこは迷え、テメェの命も考えろ」

『あ、』

沖「マジで考えてなかったのかよ」

『まあまあまあ、そうピリピリ
　しないでおくれよ国木田君』

沖「どこの太宰治だテメェ」

『だってさ、こんな全身包帯になる機会
　中々ないよ？一度はやってみたかった』

沖「........」

『異能力、人間失格！』ビシッ

沖「テメェだよ人間失格並みのバカが」

『座右の銘は、清く明るく元気な自さ』べしっ

沖「脳みそにも包帯巻かれてェか」

『いてて、ちょっとぐらい乗れよー』

沖「片足食いちぎってやろうか」

『おお！芥川君でしたか！』

沖「羅生門はしばらく開けそうにねェな」

『違う門開こうとしてない？』 ← 察し

沖「おー、だからさっさとその火傷治しやがれ」

『なんかやだ謝って』

沖「なんでだよ」




近「あいつら何の話してんだ？」

土「バカにしかわからねェよ」



某ストレイドッグスの話である
完全なる作者の趣味回でしたとさ


『「わからん人、どうか許してください」』


次回は真面目にします、ハイ....




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