【銀魂】私の彼氏が総悟の場合

いいとこ取り ページ47

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『あー、疲れたー』

沖「今日も粛清だっけか」

『そだよー』

沖「何人斬った？」

『終兄さんと2人で50ちょい？』

沖「あっそ」

『今日はなかなか多かったなー』

沖「........」

『どしたの？総悟』

沖「お前、嫌じゃねェの」

『ん？なにが？』

沖「んなほぼ毎日人斬って」

『またまたー、今更だよそんなの』

沖「 (呑気すぎ....) 」

『これが仕事だからねー』

沖「お前一応...」

『.....なに？』

沖「......いや、なんでもねェ」

『そ？』

沖「 (ここで女扱いしたら確実に怒る) 」

『さ、風呂入ってくるかー』






沖「..........ハァ」



「今日も三番隊大手柄だったなー」

「50人ちょいだっけ？」

「あれ全員ぶち込む牢よくあったよな」



沖「 (全員.......牢......？) 」



「そのうち牢の方が空きなくなるぜ」スパンッ

「「うわっ！お、沖田隊長？」」

沖「その話、詳しく」

「は、はぁ、三番隊の粛清はいつも＿＿＿＿＿ 」






『あー、さっぱりしたー、っうお！』

沖「.......」ぎゅ

『ど！？どどどどしたの総悟！？』

沖「.........お前、やっぱいい女だな」

『へ？』

沖「粛清」

『また仕事の話ー？』

沖「いらねェ心配した、俺、悪ィ」

『 (ど、どうしちゃったんだ本当に...) 』

沖「知らなかった」

『なにが？』

沖「お前が1人も殺ってねェこと」

『ああ、そのことかー』

沖「俺でも、たまに麻痺しそうになるけど
　お前はそもそもの戦い方が違ったんだな」

『まあ、適当に斬って牢にぶち込んだ方が
　なんか粛清した感あるんだよね私的には』

沖「ハァ、マジでいらねェ心配した」

『私が殺人 マシーンになるとでも...』

沖「いやそこまで信用なくねェよ」

『じゃあなんで？』

沖「そのうち、壊れちまわねェかってな」

『それこそないよ、総悟がいる限りね』

沖「........あっそ」

『お、キュンてした？』

沖「調子のんな」






沖「でもあの終兄さんもって、意外だな」

『ああ、始めは滅多斬りだったよもちろん

　でも、私が殺らないの見ていつの間にか
　合わせてくれるようになったんだよねー』

沖「 (この流れは....) 」

『マジ終兄さん大好き』

沖「.............ハァ」

『ん？』




暫く晴れなかった沖田の思いも無事晴れたが
結局最後は終兄さんのいいとこ取りである


土「ちなみに俺は殺ってないの知ってた」 ← 故意的




最近土方による、沖田に対する
仕返しが目立ってきているようだ




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