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土方十四郎*_過去と未来 ページ4
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彼は時々、人を見ていない
目線は此方を向いているのに、目は合っているのに、本当は見ていないのだ。
遥か彼方にあるモノを、遠く離れていて触れることすらできないナニカを見ている
勿論、並大抵の者が気付くものではない。
彼が、鬼の副長と恐れられる土方十四郎が、そのようなことを悟らせるわけがない。
これは色眼鏡のついた私だから気付けたことで、気付きたくなかったこと
(……「俺は女には興味ねぇ」)
(……「……辛ェ。辛ェよ。チキショー、辛すぎて涙出てきやがった」)
彼はきっと、今でも、この先も______
〜未練タラタラな男×恋に恋する純真な乙女〜
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作者名:慎 | 作成日時:2022年10月22日 19時