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呪術高専という所 ページ5

___目覚めると目の前に居たのは



「…起きたか」



全身真っ黒でイカついサングラスの男…何処ぞの暴力団員かと目を疑う。
しかし理解できないセンスの人形を作っていることから違った意味での危険人物と判断した



『此処は…』




「東京都立呪術高等専門学校、学長の夜蛾正道だ。」



呪術高等専門学校…?至って普通の一般人の私には聞き馴染みの無い校名だった
呪術_とは現象を統御しようとする点で多少似てはいるものの非科学的である。
何らかの宗教と関わりがあるのか、
あくまでも健全な若者を育成する学校という場に何故私を連れ込んだのか、謎は深まるばかり



夜蛾「突然だがお前を保護対象としてここで預かることになった。
表向きでは生徒として貢献してもらう。まずは力試しといこう」



_この言葉と共に夜蛾が作っていた人形が飛び出し、殴り掛かってくるまでは。


咄嗟に身構える…が何時まで経っても想定していた衝撃は襲ってこない
見ると人形は先程までの動きと打って変わり、床に伏せていた。

……そもそも人形って自然に動くもの_では無い
手に取って見てみるも布で作られており電源らしきものは見当たらず。
傀儡であるとするならば操っているのはこの男だろう、そう思い見上げる。



夜蛾「…あぁ、やはり面白いな。特別に面接は無しで合格だ。
分からないこともあるだろうが全て悟に聞け」


と遺し立ち去った。


五条「やあやあ、お疲れサマンサ!
一通り見せてもらってたけど本当に無効化出来るとはね〜」


柱の奥から五条が現れる。
待て、分からないことは此奴に聞けだと?出会って数日ではっきり理解できるほどの
汚水を煮込んだような性格、信憑性のない胡散臭い鬱陶しいの三拍子の具現化のような此奴に?



『____五条…サン。この学校って一体…』


五条「ん?ああ、学長の言ってた通り呪術師を養育する教育機関だよ。
って言っても日本に二校しか無いけど。
それに表向きは私立の宗教系学校になってるから知らなくて当然」


…上の項目に問えばそれなりの返答が返ってくるを追加しておこう。




『呪術、というものはあの傀儡人形を指すのでしょうか、?』



五条「まあそうと言えばそうだね〜
今は難しい話は後にして、取り敢えず連れていきたいところあるから着いてきてよ」




前言撤回、此奴信用ならんぞ

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作者名: | 作成日時:2020年11月14日 14時

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