今日もお前は見ている【呪術廻戦】 (ページ19)

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ー団体戦①ーページ19

五条[開始１分前でーす。ではここで歌姫先生にありがたーい激励のお言葉を頂きます]

庵[はぁ！？え...えーっと、あー...ある程度の怪我は仕方ないですが...
そのぉ...時々は助け合い的なアレが...]

五条[時間でーす]

庵[ちょっ五条！！アンタねぇ]

五条[それでは姉妹校交流会スタァートォ！！]

庵[先輩を敬え！！]

教師2人は仲がいいのやら悪いのやら。ともあれ戦いの火蓋は切られた。
一斉に皆、走り出す。
私は真希から借りた呪具布都御魂剣を何時でも鞘から抜けるように構える

ミーティング中、「A。間違ってもそれ、折るなよ。10億は優に超えるからな」
と軽々しく言う真希に度肝を抜かしたのは真新しい記憶である

呪霊の登場により一時停止する私達7人とそれ以外(････)の気配

『真希！！止まれ！！』

ﾊﾞｶﾞｯと激しい破壊音と共に現れたのは例の問題児東堂葵。

東堂「いよぉーし！！全員いるな！！まとめてかかってこい！！」

虎杖の蹴りを東堂の顔面に食らわせたタイミングで私達はそれぞれ事前に決めた班に分かれた

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「落とせ」

伏黒の式神、鵺の一打によりバラける京都校

加茂、三輪がこちら側に残り伏黒と真希の2人が対応している。
私は木の上から薄く結界を張り術式によるダメージをゼロにさせようと試みる

そして先程からやけに執拗く飛び回る烏に目を向ける。

これが先生達の眼なのだろうか。

そう言えばフリーの術師も観戦しているらしいな、と考えているうちに結界の効果が薄れてきていることに気付く。それに加茂、伏黒はもう居ない

余裕の笑みを浮かべる真希を見た後、薄らと残る残穢を追った

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『結界術成』

加茂「ｯ....！」

屋外に出ていた2人をようやく見つけ、加茂の大技が当たる寸前に鵺及び伏黒に結界を張る

『ごめん、伏黒。遅れた』

伏黒「いや、ここで鵺を潰されるのはキツい。助かった」

加茂「.....君は＿＿」

狗巻「逃げろ」

刹那、激しい地響きが私たちを襲う

加茂「何故高専に呪霊がいる。”帳”も誰のものだ？」

伏黒「多分その呪霊と組んでる呪詛師のです」

狗巻「ゲホッ」

待て、私はあの呪霊を知っている。

伏黒「＿距離をとって五条先生の所まで後退＿＿＿＿＿＿」

頭の霧が晴れるような感覚がした＿＿