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13話 ページ15

ケータイだ。


強盗のケータイから声が聞こえた。




それと同時に、激しい音とともに窓ガラスが粉砕する。


そこから現れたのは男二人。



男1「遅、かったじゃねーか…」


先程ぶちのめした男がそう言った。




男2「わりぃな、で、なんで捕まってんだよ。」



男3「えー…じゃあプラン2だな。」





男2が何処だっけなーとか抜かしながら鞄を漁り始めた。




迂闊に手を出せずに私と太宰さんは見ている。






男2「有った。…………武装探偵社さん、これなーんだ。」





拙い。


そう思ったらもう私はその場所に居なかった。




男2の顔面を蹴り上げ、男3には顔面に拳をぶち込んでいた。


2人は体制を崩す。

しかし、そんなもので気を失うものでもない。







男2がスイッチに手を添えた。





どうする、私に何が出来る。





私は太宰さんの元へ走った。

太宰さんを守るようにして手を大きく広げて男に背を向ける。






カチッと軽い音が響いた。

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作者名:ぐらっせ | 作成日時:2018年3月16日 22時

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