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1話 ページ2
身体に電流が走ったような感覚で目が覚める。
白い天井、白い壁。
少しツンとした薬品のにおいもする。
病院……?
?「目が覚めたんだね、桜花」
目の前には知らない男。
見たことない。面識もない。
桜花って誰だ。
今までに起こったことを思い返そうとしてみる。
が、全然思い出せない。
自分の名前すらも。
?「どうしたの?」
『誰…?』
西宮「何言ってんの?僕だよ。西宮和樹。」
やっぱり知らない。
なのに、この男を見ていると何故かイライラしてくる。
不意に拳を握る力が強くなった。
私が寝ていたベッドから立ち上がり、部屋を出ていこうとした。
西宮「桜花!!」
西宮の止める声を無視して白い部屋を後にした。
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作者名:ぐらっせ | 作成日時:2018年3月16日 22時