34話 ページ9
今日も今日とて吉原の街を屋根の上から見守る。
遊女が1人殺された事件から少し人通りが少なくなった気がする。
まあそりゃそうか。
すると、場違いな黒い隊服を着た男性が3人歩いているのを見つけた。
あれは……確か昨日の真選組...だっけ？
しゅたっと屋根から降りてその3人に近づいた。
するとそこに居たのは昨日の2人とゴリラ…？がいた。
その3人の後ろ姿を見るとなんというか、懐かしい感じと寂しい感じがしてきた。
……変なの。
『こんにちは。肘肩さんと沖田さんと...どなたですか？』
私がそう話しかけると、ゴリラの人は驚いた顔をした。
「いや表記！！！！誰が肘肩だ！！！！俺は土方だ！！！！！」
『うるせーなマヨ方。黙ってマヨでも啜ってろ』
「んだ……と」
すると3人とも驚いた顔をして私を見てきた。
え、なになになに
そしてゴリラの人は
「...君、Aさんは...どうしてトシがマヨネーズ好きなのを知ってるんだ...？」
と聞いてきた。
……あれ...？
『わか...んない...。なんでマヨ方なんて言ったんだろ……』
ズキン、ズキン、と頭が痛む。
『マヨ方！！護身術教えてよ！！』
「はあ...ちっとだけだぞ。」
この会話は誰の会話？
「A...！早く思い出せ！！」
思い出す...？何を？
ぐっと拳に力を込めて言った。
『...思い出すも何も私は貴方達のことなんて知らない...！
私のなんなのか知らないけど変なことを言うのはやめて！』
すると沖田は私の手を掴んだ。
『ちょっ……！』
「知らないなら、自己紹介しまさァ。
俺は沖田総悟。お前の幼馴染でィ今度はしっかり覚えてやがれ」
そう言って私の事を見つめてきた。
沖田の目に映る私は、なんだかいつも鏡で見ている私と違って弱々しい感じがした。
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赤珠（仮） - らーめんさん» だよねー（白目） (2019年3月30日 16時) (
レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 多分その頃には終わってますね...笑 (2019年3月29日 17時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠（仮） - らーめんさん» おーまいがー……うーん…え、ええと、さらば追い付いたら戻って読むね←いつになるんだよおい (2019年3月29日 14時) (レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» でもこっからほとんどネタバレ注意になりますね← (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 一応分かるようにしましたけど...うーん笑って感じですかね (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らーめん | 作成日時：2019年2月28日 17時
