62話 2人で※ネタバレ注意 ページ40
no side
キラキラと割れたアルタナの結晶から、黒髪が揺れる。
目をつぶっている少女はその長くて綺麗な黒髪をなびかせながら落ちてきた。
「…っA…！！！」
栗色の髪の毛の少年が少女を抱き抱えるように受け止めると
少女を起こすように揺らしたり、名前を呼び続けた。
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名前を何度も呼ばれている気がして、うっすらと目を開く。
「Aっ！A！！！！」
目の前に見えたのはらしくもなく涙を流す総悟。
『…総、悟…？』
そう言うと嬉しそうな、安心したような顔をした。
「…バカが。起きるの、遅いんでィ。やっと名前で呼んでくれやしたね…」
『大人っぽく、なったね…かっこいいや。』
そう言って笑うと総悟はまたボロボロと涙を流した。
『総悟らしくないな、もう。…ずっとこうやってしたかった』
そう言ってぎゅうっと総悟を抱き締めると倍の力で総悟に抱き締められた。
「お願いだから、もう俺の前から消えんな。ずっと側にいろ」
『なんなのほんと。総悟らしくないよ』
そう言ったけど嬉しくて、私は涙が溢れた。
そんなことを言っていると私達の周りにたくさんの天導衆のやつらが来た。
『…これどういう状況？』
「説明は後でィ。…Aは後ろに下がってなせェ」
そう言って私の前に立って刀を構える総悟。
『…私も戦う。ダメっていっても戦うから。』
私はそう言いながら、総悟の隣に立った。
総悟は一瞬ためらったけど私の目を見て何をいっても無駄だと悟ったのか
敵を見据えた。
「共闘ってやつかィ。まさかAとするとはねィ」
『私はずっと夢だったよ。総悟と一緒に戦うの。』
「足引っ張んなよ」
『こっちの台詞！』
天導衆のやつらが私達に向かってきた瞬間、私達も前へ踏み出した。
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最終回が近くなってきましたよ〜
受験前には終わらせる予定ですので！！(なんの予告)
あと夏休みあけたら本当に更新しないと思います。ｱﾏｯﾃｺﾚﾃﾞｺｳｼﾝｼﾀﾗﾊｽﾞｶｼｲﾔﾂﾀﾞ
63話 私がやるべきこと ※ネタバレ注意→←61話 やっと※ネタバレ注意
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赤珠（仮） - らーめんさん» だよねー（白目） (2019年3月30日 16時) (
レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 多分その頃には終わってますね...笑 (2019年3月29日 17時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠（仮） - らーめんさん» おーまいがー……うーん…え、ええと、さらば追い付いたら戻って読むね←いつになるんだよおい (2019年3月29日 14時) (レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» でもこっからほとんどネタバレ注意になりますね← (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 一応分かるようにしましたけど...うーん笑って感じですかね (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らーめん | 作成日時：2019年2月28日 17時
