43話 ページ21
沖田と今日もいろんな所へ行って私は今自分の部屋で今日、沖田が買ってくれた花を見つめる。
なんていう名前だっけ？
そんな事を考えていると下からガタンッとすごい音がした。
『どーしたの？』
私は部屋から出て階段を降りて下のひのわへ行くと
「う、うぅ……っ！」
倒れて荒く息をして唸っている晴太が居た。
『晴太っ！？晴太！！！』
近づいて体を起こすと晴太はうっすらと目を開いた。
「A...姉...」
『今救急車呼ぶから！』
私が携帯を取り出すと晴太は手でそれを抑した。
「救……急車、呼んでも...無駄、だから...っ」
『……どういう、事』
聞き返しても晴太はゆっくりと目を閉じた後何も答えなかった。
『晴太...！！晴太っ！！！』
どうしようどうしようどうしよう。
このままじゃ晴太が、晴太が！！
そんな時、
「どうしたんじゃA。そんなに騒いで」
「誰か来てるのかい？」
『月詠姉...！日輪！！』
日輪は倒れている晴太を見て顔を真っ青にした。
「どうしたんだい晴太！！」
「A、何があったんじゃ」
私は月詠姉に事情を話しながら晴太を布団に寝かせた。
すると月詠姉は少し顰めっ面をして言った。
「……もしかしたらこれは人工で作られた菌の仕業かもしれぬ。
最近吉原ではおかしな研究をしてそれを人々にばらまいているという噂が流れているからの...」
じゃあ、救急車を呼んでも無駄ってことは...！
「薬は、まだ開発されてないのかい？」
「……開発されてない訳では無いのじゃが、その薬は珍しくて蝦夷地にしか売ってないのじゃ
それまで晴太が持つかどうか…」
蝦夷地……そんな遠い所にしかないなんて...
でも……！
『……私行ってくる。私の速さなら他の人より早く帰って来れるはずだから』
「A！？」
『私がいない間、吉原のことよろしくね。月詠姉』
「……Aが居ないとキツイがどうにかするでありんす。よろしく頼んだぞ」
その月詠姉の言葉に頷いてから私は必要なものを持って吉原の街を出た。
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赤珠（仮） - らーめんさん» だよねー（白目） (2019年3月30日 16時) (
レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 多分その頃には終わってますね...笑 (2019年3月29日 17時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠（仮） - らーめんさん» おーまいがー……うーん…え、ええと、さらば追い付いたら戻って読むね←いつになるんだよおい (2019年3月29日 14時) (レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» でもこっからほとんどネタバレ注意になりますね← (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 一応分かるようにしましたけど...うーん笑って感じですかね (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らーめん | 作成日時：2019年2月28日 17時
