41話 ページ18
『近藤さん、ありがとうございました』
「良いんだよ！気にしなくて！」
近藤さんから沢山話を聞いて私は月詠姉の所へ帰ることにした。
最初、あんなに警戒してたのに今となっては何だか安心する。
自分が近藤Aだと自覚したからだろうか。
真選組の屯所を出て、吉原へ帰ろうとした時
「A...？」
『？』
名前を呼ばれたので振り向くと沖田がいた。
『...どうも』
なんか、気まずいな...
「丁度良いや。お前が武州にいた頃から連れて行きたかった団子屋に行きやしょう」
『え』
沖田はそう言うと私の腕を引いて走り始めた。
『え、ちょ』
「早くしなせぇ。お前はいつまで経っても遅ぇな」
あ？んだとゴラ
ムカついた私は全速力で走り、沖田を引きずらせた。
「たたた助けろAコノヤロー！」
『疾風族舐めんなよ？？』
「てか道違ぇし！！」
『道わかんないし！！教えろよ！』
「お前が勝手に進むのが悪いんだろィ！」
すると沖田は立ち上がって私を無理やりおんぶして走り出した。
『下ろせコノヤロー！！！落ちる！！』
“「腰抜けて立てねぇとかダサ」”
“『うっさい！それくらい怖かったの！！』”
ズキリと頭が痛み二人の子供の声が聞こえた。
「なんかあったか？」
『……大丈夫』
私は大人しく沖田の背中に乗っていることにした。
懐かしくて何だか嬉しくて、幸せだった。
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赤珠（仮） - らーめんさん» だよねー（白目） (2019年3月30日 16時) (
レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 多分その頃には終わってますね...笑 (2019年3月29日 17時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠（仮） - らーめんさん» おーまいがー……うーん…え、ええと、さらば追い付いたら戻って読むね←いつになるんだよおい (2019年3月29日 14時) (レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» でもこっからほとんどネタバレ注意になりますね← (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 一応分かるようにしましたけど...うーん笑って感じですかね (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らーめん | 作成日時：2019年2月28日 17時
