月見草。２ (ページ14)

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MooN４０ページ14

ってぇ!!

｢えーー！ちょちょ、｣

バタンって思わず扉を閉めて。

｢嵐さん！？｣

潤｢あーうん。俺も一応嵐なんだけど｣

楽屋にいたのはまさかの嵐さん。

雑誌の撮影って！5人の！

｢え、ちょ、無理無理無理!! 嵐さんと同じ部屋にいたら倒れちゃう！｣

潤｢だからね？俺も、嵐なんだけど｣

また浅いツボにハマったのかひとり爆笑してて。

潤｢ほら、廊下でふたりで話してるとはまずいじゃん？ねー？｣

かんっぜんに楽しんでるな！？

私が嵐ファンなのちゃんと覚えてて遊んでるな！？

でも確かにこんなとこ見られたら誤解をうむかも。

｢いや、だって、ほらなんて説明するの。私はどこ位置？｣

ひとりワタワタして聞くと完全におふざけスイッチが入った潤くん。

潤｢んー婚約者？｣

｢え！？あ、間違えでは…ないんだけども｣

ちゃんと私その認識あっ

？｢｢っはぁ！？婚約しゃぁっ！！｣｣

ガタゴトとした物音と共に聞こえた声。

え、もしかし…て

潤くんが扉を開けると明らかに声の主であろうふたり…

待ってこれはヤバいって…

雅紀｢え！？あー聞いてないよ！松潤にココココ、婚約者がいるなんて！ねぇリーダー！？｣

智｢そ、ソーダヨね、ココココ｣

アウトー。

潤｢んーとりあえず入ろうか｣

なぜそんなに余裕なの松本潤くん！！

腕を引かれて無理やり楽屋に入って扉を閉めて。

｢あ、えっと、AAです。｣

ハテナな顔しながらもこんにちは～って言ってくれる神的対応嵐さん。

目の前に…嵐さ、

い、いろいろ無理！(泣

和｢とりあえずツッコミどころありすぎて｣

翔｢どっから聞けばいいのかわからん｣

潤くんが５人の輪に入って質問攻めにされてる中、私は部屋の端っこの端っこに。

目の保養すぎるけど……帰りたい。

でも、潤くんは話さないだろうなぁ多分。

だって美晴さんいるもん。

本当の婚約者ではないもん…