~35~ 歌おう 翔side ページ5
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仕事終わりに病室に行くと中から、
潤が和と話している声がした。
しばらくドアの前で聞いていたけど
今まででこんなにも頼りない潤の声を
聞いたことがあっただろうか。
潤はこれでも嵐の中で末っ子なんだ。
なのに人一倍責任感が強いから。
溜め込んでいた事を全て吐き出し終えると
その体が、俺の方に傾いてきて気を失った。
潤はそのあと相当疲れていたのか、
途中で雅紀がバタバタと病室に
入ってきても起きなかった。
それから智くんが呑気に歌いながら入ってきて、
ソファーの上の潤を見て、傍に行き、
『よく頑張ったねぇ、潤』とまた歌い始めた。
すると今まで何しても起きなかった潤が
あくびをしながら起き出した。
潤「リーダーの歌が聞こえた。」
歌……………
なんでこんな簡単な事思い付かなかったんだ。
翔「歌だ……歌だよ‼和には声が聞こえてるんなら歌えばいいんだよ‼」
和が大好きな歌。
俺と和で書いて歌った歌。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪♪
どうかこの歌が和に届いてますように。
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花蓮(プロフ) - ありがとうございます。にのあいさんの応援が確実に私の書く力になってます。これからもよろしくお願いします！！ (2014年9月20日 18時) (
レス) id: 82294c09b3 (このIDを非表示/違反報告)
にのあいlove - 更新、頑張ってください！楽しみにしています！ (2014年9月12日 22時) (レス) id: bd5aa6f72e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蓮 | 作成日時：2014年9月3日 16時
