#044.α×Ω×? 2 ページ15
Aよりも先に、教授が78号室へとついた。
「黒尾くん、説明してくれるね?」
「はい。」
________黒尾の説明が終わるとき、
Aが入ってきた。
「…あまり話は聞いてませんが、教授…
及川くんの部屋変えてもらえませんか?」
「そりゃそうだね。すぐにでも変えさせよう。」
寝ている及川が起きないように、細心の注意を払って…ベッドを動かす。が…
「…?」
起きてしまった。
「やぁ、及川くん。実はね_____」
教授が、寝ている間に起きたことを説明した。
田中は、ギャル達に及川に謝るよう促すが…
一瞬の隙にギャル達は逃亡した。
「すいません!及川さん!」
「オレが止めるべきでした!」
「大丈夫だって。寝てたオレも悪いんだしー!」
影山と日向が謝っているのを、あっさり許す及川。
「及川くんのお見舞い、これから岩泉くんだけね。」
「え!?」
「岩泉ぐらいしかいねぇだろ、友達。」
「それひどい!!」
そして、及川は146号室の個室へと移動になった。
______________________________________
「なんかうちら…悪いことしたっけ?」
「スイッチ押しただけで、めっちゃ怒られたね!やばっ。」
「……。」
「シュリ、どうしたの?」
「凹まなくていいじゃん、うちら悪くないし。」
沙美田シュリは考えていた。
あの…看護師と共にいたシークレットガールの女のことを…。
まさか…、
「希良梨ちゃん、可哀想…。」
彼氏、取られちゃったんだよね?
わかった。うちが…あの女に
復讐してやる…!
「ねぇ、協力してよ。うちの従姉妹がね………」
あの子は、神無大学だから…
近づくのは難しい…なら…
バレー部として、近づくしかない…。
復讐実行日は…夏の強化合宿!!
あの子はどうせ…参加するよね?
あんなに、バレー部に関わってるんだから…
マネージャーかな!?
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作者名:色葉怜 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2014年12月31日 22時