Prolog ページ1
百花王学園の生徒会室にて
桃喰「生徒会を解散するわ。」
西洞院「生徒会選挙…!?正気ですか!?愚の骨頂です!」
桃喰「愚の骨頂、なればこそよ 百花王学園は私が作った私の水槽 弱肉強食を理として美しく循環する閉じた世界。」
「それを歪ませる輩が現れた だから私は_」
「もっともっと掻き回したい。」
生徒会役員「「!?」」
桃喰「うーん…説明が面倒ね。清華任せるわ。」
五十嵐「お任せを。 会長は学園を離れれば己の一族をまとめる当主を務められるお立場なのです。 ご紹介しましょう。」
「等々喰家より定楽乃様」
定楽乃「よろしく頼む。」
「和楽喰家より淑光様」
「陰喰家より三欲様」
「骨喰家よりミラスラーヴァ様」
「狛喰家より希様」
「尾喰家より凛様」
凛「はじめまして。」
「陽喰家より三理様」
「蟲喰家より恵利美様」
「鬼喰家よりA様」
貴『よろしく〜!』
五十嵐「そして本家当主桃喰綺羅莉様。 桃喰とは百喰 称して"百喰一族"。」
桃喰「よく来てくれたわね、みんな。」
定楽乃「白々しい。面白いか、綺羅莉? 我々分家の者が右往左往するのを眺めるのは。」
桃喰「ええ、とっても。」
定楽乃「貴様はいつもそうだな、私はそんなお前が…」
「憎くて憎くてたまらない。」
生徒会役員は戸惑っているなか楽しんでいる者もいる
しかし、
西洞院「会長どうかお考え直しを。 皆さんだってそうお思いでしょう!?」
桃喰「"現状を維持したい"…そう思うなら貴女が勝てばいい。 貴女にもその機会がある。 だってこれは…」
「すべての者に平等なギャンブルのみによって決まる選挙なのだから。」
こうして百喰一族を新たに生徒会選挙が始まった
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作者名:零音 | 作成日時:2019年5月28日 17時