中学の時の話 ページ22
中学生の成長はまだまだ発展途中で無理な練習をすれば当然身体の何処かに不調が起こる。
真面目な奴か焦りで無理な練習をしてしまう者ほど怪我も起きる。
ベンチ入りしている者を出したり交代させながら試合を続けていれば何処かで穴が空く。
当時、リベロとして試合に出ていたけど練習試合などで別のポジションを試してみてからは出れない選手の代わりにそのポジションを受け持つ事はまちまちあった。
バレーをやっていて嬉しかった事と言えば一年でレギュラーの座を勝ち取った事と二年でベストリベロ賞を貰ったこと。
でも、三年の最後のインターハイでは怪我や不調を起こした選手が続出し、出続けた選手の体力の限界、何より相手チームが優勝高校の一つと言われていた為負けた。
頭ではわかっていたけど身体が動かない、判断が鈍る。
でも最後まで戦った。そんで負けた。
身体にぽっかりと穴が空いたような感覚に中学最後のインターハイは幕を閉じたのだった。
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アオ(プロフ) - 返信有り難う御座います! (2019年7月7日 18時) (レス) id: 984d855215 (このIDを非表示/違反報告)
御前葵 - アオさん» ありがとうございます!初コメうれしいです。 (2019年7月7日 18時) (レス) id: 49926991c1 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - どうも、作品面白いですね!更新頑張ってください! (2019年7月6日 21時) (レス) id: 984d855215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御前葵 | 作成日時:2019年5月11日 11時