【鬼滅の刃】烏口で大正を彩る (ページ3)

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正当防衛だページ3

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「イッダァァァァァ」

『すみません、つい』

「つい!?最近の子はついで人の顔殴っちゃうの!?」

ﾊﾞｯﾀﾊﾞｯﾀとその場でのたうち回っている男の人は及川さんだった。

え？だって及川が現れたら殴れって言う岩泉流を叩き込まれたから←

『つーか何してるんですか及川さん』

「だれそれ、俺及川じゃなくて徹(てつ)っていう名前があんだけど」

『なんだ人違いか』

「ひどい！そんなに似てるのその及川って奴に」

『瓜二つですね』

「ま、まぁ許してあげるよ徹さん優しいもん」

なんだ、ただの及川二号か。

『所で及川二号さんに聞きたいんですけど』

徹「及川二号ってなにそれ嫌だ」

『似てるんだからしょうがないでしょう。ここ何処ですか』

知らない所にいて、鬼だとか言う奴よりかは知り合いに似ていること人の方が安心できる。

徹「うん、そうだね。簡単に言うとさっきの鬼舞辻無惨は鬼の祖先。んでここは無限城と言う無惨が作り出した異空間」

『異空間？』

徹「そう、力をつけた鬼は血鬼術と言う不思議な力があるんだけどここもその一つなんだよ」

非現実的な事をペラペラと話す徹さんは不意に真面目な顔つきになった。

徹「A、君はここにいてはならない」

その声は心配のような焦りを含んだ声色だった