Episode 88 ページ39
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先程、話していた阿笠博士の件を蘭さんにお話ししたら、1つ返事で承諾を得た
喜ぶ蓮くんの姿横目に俺は「お願いします」と蓮くんの着替えや水筒などいろいろ入っているバックを渡して、頭を下げ、2人を後にする
急足で階段を駆け降り、彼女が待っているであろう車へと向かう
ガチャッと運転席のドアを開ければ、携帯をいじっていたがササっとバックにしまう彼女の姿
安「すみません、お待たせしてしまって…」
『い、いえ!
全然待っていないです!蓮のこと預けてしまって本当にいいんでしょうか?蘭ちゃんにご迷惑じゃないですか?』
安「僕があなたと話したくて、お願いしたので 後日僕からお礼をするし、蘭さんも嬉しそうでしたので大丈夫だと思いますよ。
ちょっと、ここではなんですので、僕の家にでも行きましょうか。」
『………………ん……………?』
安「それでは、出発するのでシートベルト閉めてくださいね。」
『…………いや……あ、…………はい……え………?』
ちょっと待って?
イマナンテイッタ?
『ちょっと待ってください!!
安室さんの家!!?無理無理無理無理!!!!!
そんな聖域に行ったら私死んじゃいます!!』
安「大丈夫、死にません。」
『だって!この車でさえ、一杯一杯なのに!
部屋なんて言ったら私、破裂しますよ!!!
肺が!!』
降(そんなことを考えているだろうと思った…まったく。
もう、お前と出会って半年近く経つのに、まだ体制ができてないのか…)
降「フッ……お前は全然変わらないな。」
『え!?当たり前ですよ!!
安室さんや零くんやバーボンに耐性がつくと思いますか!?
心臓がいくつあっても全く足りませんよ!?
むしろ、零くんと出会ったこの半年近く、もう心臓と肺は5つ消滅してます。』
降「お前はいくつ心臓と肺をもっているんだよ(笑)」
『呼びは一応たくさんあるので、怪我した時や負傷した時はスペアに取り替えます!』
先ほどまでイライラしていたが、彼女の笑う姿と話している内容で少しずつ俺の心がスッキリしていくのがわかった
運転しながら彼女が頬を赤く染め、俺の話をしている
俺はそれを聞きながらハハッと声を出して笑う
危険な組織にバーボンとして潜入し、公安警察という危険な職業の役回り、他人には悟られてはいけないということで本名を隠し、偽名で生活…
そんな俺が、こんなに自由に笑って、彼女と過ごしていいんだろうか……
『大丈夫ですよ』
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時