治って.*・゚ .゚・*. ページ50
トド松「え?僕らに何も言わずに?もう?」
おそ松「え、それちょっと酷くない?」
姉さん「酷いも何も、あれそれやっているうちにAに何かあったらどうするのじゃ」
ボス「うん、確かに」
カラ松「姉さんもきっと助かると言ってる 大丈夫さ」
十四松「カラ松兄さん、元気無いね!」
チョロ松「おい、十四松 あんま言うなよ」
十四松「……」
おそ松「にしても、Aがいないとやけに寂しくね?」
達哉「うん、特に俺が」
和也「俺だって……」
真守「皆一緒だよ」
将太「ま、取り敢えずAにかけるしかねぇって事だろ?」
悟「おう、」
将太「ならよ、黙って待ってりゃいずれあくびでもしながら起きてくんだろ」
姉さん「そうだといいのだが……」
─────────────────────
ジーッ
トド松「ねぇ、おそ松兄さん!バレるよ!やめよう?」
おそ松「何言ってんだよ!カラ松があんなに落ち込むことねぇだろ!?」
チョロ松「ちょっとくらいそっとしといてあげなよ!」
一松「皆うるさい」
十四松「兄さん!うるさいって!」
おそ松「おめぇが1番うるせぇだろっ!」
俺達は今、カラ松の様子を伺っている
めちゃくちゃ落ち込んでいるカラ松を見たことが無かったからだ
Aが目を開けなくなって、一週間が経った
カラ松は毎日、Aの側にいて、いつも手を握っている
ある時は、Aの側で寝たり……ある時は、おでこにキスしたり……
羨ましすぎるっ!
じゃなくて……可哀想だ
カラ松「はぁ、A、今日も目を開けてくれないのか?」
A「……………」
カラ松「俺は……寂しくて死にそうだ…」
A「……………」
カラ松「……でも、大丈夫だよな…Aは、生きるんだもんな そう、俺に話してくれたよな…」
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A「前までは、私、死にたいとか思ってた
そう、思わない日がなかったの
でもね?今は違う
私には生きる理由がある」
カラ松「理由?」
A「私は、弟を見つけて、助けるまで、死なないッて決めた」
カラ松「……」
A「そうじゃないと……死ねないって思った……
私のせいで弟は連れていかれた
だから私が助ける
それに……
───今の私には、大切な人が居るもんね」
カラ松「っ///あぁ、俺にも居るさ」
A「フフッ、私、カラ松無しじゃ、生きてけないや」
─────────────────────
カラ松「なんで……っ戻って来てくれ……A」
ピクッ
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作者名:雨棚龍 x他1人 | 作成日時:2017年3月22日 18時