弟.*・゚ .゚・*. ページ34
夏生「え?………なんで……なんでそんな事言うの?」
A「……人殺しは…嫌い」
夏生「っ!なんだよ……お前には言われたくねぇな……」
A「は?」
夏生「殺人鬼には言われたくねぇなぁ……!」
A「……っ!なんで知って……」
夏生「お前が殺した人の人数、36人、
傷を負わせた人数、15人」
A「……!それは……昔の話よ」
夏生「お前のせいだ!お前が……お前がそんなに人を殺してばっかだから……!」
A「………」
夏生「だから、俺はいつも皆の嫌われ者だったんだ!」
A「……嫌われ者?」
夏生「そうだよ、気づかなかったのか?」
A「………それが何……」
夏生「あ゛?」
A「あんたみたいな自己中野郎、嫌われて、当然だろ……!」
夏生「……もう、いい」
A「……何が 夏生「殺せ」─」
『はい』
ダンッダンッ
A「なっ……!」
?「おいおい、リーダーに何してくれてんだ?」
A「………!悟……?」
悟「てめぇら、クソみてぇなことしてんじゃねぇよ…」
チョロ松「困るんだよね、こういう事されると」
カラ松「フッ、待たせたなカラ松girl」
A「……皆っ!」
夏生「チッ、なんだよ……殺れ!」
ダンッダンッダンッ
グワッ
A「許さない……!」
夏生「っ!?いつの間に……!」
A「自分の親の死も悲しめないなんて……人間失格だな……」
ダンッ
夏生「うっ……!?」
A「ごめんね……でも、生きててくれてありがとう……!」
夏生「……!うぅ、姉さん……!」ポロポロ
A「会えて嬉しかった、でも、貴方はもう私の敵」
夏生「………グスッ」
A「もう、会えない。次、もし、もし会ったら……その時はまた、あの呼び方してよね」
¯¯¯¯¯¯¯¯
夏生「……!うん……ごめん、姉さん……!こんな弟でごめん!」
A「……死ぬなよ………じゃあね、なっくん」
───────────────────
悟「おい、いいのか?弟、連れてかなくて」
A「いいよ、あいつが選んだ道だもん、大丈夫大丈夫」
カラ松「………A」
A「ん?」
カラ松「その……えっと……」
A「ごめんね……」
カラ松「え?」
A「ごめんね、勝手にいなくなって……」
カラ松「……!いや、いいんだ。無事で何よりだ……」
A「フフ、ありがと……カラ松、皆」
『へへ、気にすんな 弟の為だろ』
お騒がせ.*・゚ .゚・*.→←マフィア.*・゚ .゚・*.
29人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨棚龍 x他1人 | 作成日時:2017年3月22日 18時