番外編4.*・゚ .゚・*. ページ22
あれから何ヶ月が経ち……
私の傷は完治した
かなり重症だったらしいけど、今はなんの違和感もない
変わった事と言えば、家が変わったのと、家族が居なくなったのと、
仲間が出来たこと
今までろくに誰とも話して来なかった私にはとても嬉しい事だ
今日は入社試験とか何とかが行われる日
この正義マフィア社の誰かと戦って、今の私の実力を見るんだって
小さい頃から力を制御できるように頑張ってきたから…ちょっとは自信あるけど…
大人相手はちょっとね…
ボスの言ってた通り、皆優しい人だったな
仲間思いって言うか…
裏切らないんだろうなぁ
大分好かれるんだろうなぁ
なーんて思ってたらもう、時間だ
勝っても勝てなくても、どっちにしろ私はここに居なきゃいけないからなぁ
まぁ、頑張ろう
─────────────────────
A「……真守…」
真守「フッ、俺が相手だ!」
ボス「真守!!あんまり本気にならないでね!」
真守「おう!分かってるよ!ボス!」
姉さん「大丈夫なのか?あの2人を勝負させて……」
ボス「大丈夫大丈夫!!なんかあっても紀がいくらでも治してくれんじゃん!」
姉さん「はぁ、いつまでもそなたらは…」
悟「じゃあ!いくよ?よーい、ドン!」
達哉「違うわ!よーい、ドンじゃねぇだろ!?」
悟「エヘヘ〜、ごめんごめん。気を取り直しで…バトル開始!」
シュッ
真守「っ!はやっ」
瞬間移動…自分で身につけたのか?まじかよ
スッ
真守「!?」
後ろか!クソッ、手荒な真似すんな…
ダンッ
A「!?」
止めた…私の蹴りが…!
真守「ヘヘ、そんなんじゃ俺には勝てないぜ?」
A「そう、じゃあ、これは?」
A「ダークシャドウ ジャッカル…!」
真守「え?…ぎゃぁぁぁ!!てめぇ!俺が犬嫌い知っててやったな!?覚えてろよ!?って、こっちくんなゴルァ!!」
ぎゃぁぁぁ──────
この叫び声はかれこれ1時間は続いたという
ボス「でぇ、このバトルはAの勝ちー!」
『いぇーい!!』
真守「……死ぬかと思った…」
A「フフ、ごめんね?」
真守「今、笑ったな?」
A「え、笑ってないよ?」
真守「嘘つけ、お前今完璧にフフってわ ボス「でさぁ、」ボス?」
ボス「まぁ、Aの実力分かった訳だけど…」
姉さん「あれでは検討もつかんな…」
真守「う、すみません…」
悟「ドンマイ」
真守「……」
最終形態テスト.*・゚ .゚・*.→←番外編3.*・゚ .゚・*.
29人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨棚龍 x他1人 | 作成日時:2017年3月22日 18時