Episode92 ページ2
ケイト「_________……えーっとジャミルくんは色黒で長い黒髪をした…お、いたいた!」
彼の示す方向に目をやる。そこにはジャミルと呼ばれた彼と隣にもう一人…対照的に白い髪をした幼い顔の青年。
……おや、グリムさんは?
抱き上げていたはずのグリムさんの姿がない。まさか…
グリム「よぉ。オマエ昨日調理室で怪我したヤツだろ?ちょっと話聞かせてくれよ。」
ジャミル「はぁ?急に何なんだ、あんたら。」
??「あ〜っ!この狸入学式でオレの尻燃やしたヤツ!」
いつの間にか彼ら二人に近づいていたグリムさん。ジャミルさんは不思議そうに眉を潜めた。
リドル「グリム、君は少し口の利き方に気をつけた方がいい。」
リドルさんにそう叱られ、彼ら二人は私達の存在に気づく。白髪をした青年は「ハーツラビュル寮の寮長と入学式で暴れた狸。なんか面白い取り合わせだな」とこんな状況にも関わらず太陽な笑顔を浮かべる。
私は彼らの前の席に座り頭を下げた。
「月影と申します。どうぞお見知りおきを。」
カリム「オレはスカラビア寮寮長のカリム。こっちは副寮長のジャミルだ。よろしくな。」
ジャミル「…それで?何故俺が怪我をした話を聞きに?」
「詳しくは話せませんが学園長からの依頼です。」
「…へぇ?」と何かを探るような目で私を見据える。しかしすぐにそんな視線をなくし、話し出した。
どうやら昨晩調理中に手元を狂わせ、怪我をしてしまったらしい。今までになかった展開だ。そう考えていると「…だけど」と彼が口を開いた。
ジャミル「調理中に一瞬意識が遠くなったような感覚がありました。…恐らくユニーク魔法の一種かと。」
その台詞に一同がハッとする。
「…犯人が使ったのは相手の行動を制御できるような魔法、ということですか。」
不味い、更に厄介なことになった。ユニーク魔法となれば自分の不注意か操られたのかの判断も難しいだろう。捕まえるのは困難だ。
グリム「人を操れる魔法……ん?」
「グリムさん?どうしま、」
グリム「あ"〜っ!!」
突然大声をあげる。私達は思わずグリムさんに目をやった。
カリム「なんだ!?急に大声出して。」
グリム「オ、オレ様知ってるんだゾ!そのユニーク魔法を使うヤツ!
確かラギーって言ったんだゾ!」
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いぎ - 更新楽しみにしてます!! (4月29日 13時) (レス) id: 0fab079a1b (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - もう、やられてないんですか? (8月24日 5時) (レス) id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみにまってます!😊 (6月8日 15時) (レス) id: 99ff633255 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ師匠。(プロフ) - ここの夢主ちゃんの性格が大好きです。更新応援しています!! (2023年4月9日 20時) (レス) @page41 id: 269bc0d773 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月16日 16時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グロリアス | 作成日時:2020年7月5日 22時