Episode1 ページ3
_________……息が、苦しい…
妙に狭い…仮眠室のベッドってこんなに狭いものでしたっけ…
薄目を開けるが辺りは真っ暗。熟睡しないようにと部屋の電気はつけたままの筈だ。
？？「うーん！！この蓋、重たいんだゾ。こうなったら…」
「…？」
声が聞こえる。誰のかは分からない。
誰ですか、と声をかけようとする。しかしそれよりも先に辺りが"青い炎に包まれた"。
「っ…！」
突然の事に驚き、頭が追いつかずにいた。
しかし炎の熱さで意識が覚醒し始め蓋に足をかけ、そのまま蹴り飛ばす。そして体を起き上がらせた。
「ここは…」
？？「って、ギャー！！オマエ、何でもう起きてるんだ！？」
私が眠っていたのはどうやら棺桶のようなもの。辺りには似たような棺が浮いている。
いや、それよりも…
「……狸、ですか？」
ｸﾞﾘﾑ「誰が狸じゃー！！オレ様はグリム様なんだゾ！」
グリムと名乗ったのは猫のような風貌をしている。耳には先程見たのと同じ青い炎が纏われていた。
ｸﾞﾘﾑ「まぁいい、そこのニンゲン！オレ様にその服を寄越すんだゾ！」
「服？」
私が今着ているのは仕事用のスーツ。しかしお腹の上には見に覚えのない服が置かれていた。
黒と紫…それに所々には金の刺繍が施されている。はて…私のではないですね。
ｸﾞﾘﾑ「早く寄越せ！さもなくば…丸焼きだ！」
ゴオッと再び辺りが炎に包まれる。私は訳も分からず棺の縁に手をかけ、飛び出した。
「ちょっ…落ち着いて下さい。大体ここはどこで…っと、」
炎を避ける。グリムさんは興奮状態で話を聞いてはくれない。
このままここにいたら危ないと思い、部屋の扉を開け逃げ出した。
ｸﾞﾘﾑ「あ！待つんだゾ！！」
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こはね - 東リベバージョンをマジで見たいです！マジで！！！！！！！！ (2021年9月6日 20時) (
レス) id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - わとさん» コメントありがとうございます！刺さっちゃいましたかありがとうございます((ｱﾚｯ、私の語彙力も何処へ……(・ω・`) (2020年4月11日 19時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
わと(プロフ) - 性癖に刺さりますし解釈一致で歓喜の舞ですあれ語彙力どこ… (2020年4月11日 4時) (レス) id: f1ea256af8 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます！リーチ兄弟を早く出したくてうずうずしてました((これからも更新頑張りますね…！ (2020年4月11日 2時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 夢主のメイドさんがカッコいい、リーチ兄弟が思ったより早く出て嬉しいです。次の更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年4月10日 1時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グロリアス
| 作成日時：2020年4月3日 18時
