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第五十九話 ページ14

「(_________……一通りは…読み終えましたね。)」









書物を読み、煙の呼吸が扱いずらい事が分かった様な気がする。




壱ノ呼吸に関しては、鬼を倒せばその場から逃げる為の出口等が分かる。だが他の鬼に自分は此処に居ると教えているようなものだ。









煉「A!」


「(私もやはり炎の呼吸を極めた方が良いのでしょうか…)」


煉「…A!」


「(いやしかし扱いきればそれなりに有効に…)」









煉「A!」


「…っあ、はい?何でしょうか?」









声をかけられ、反応する。横を見れば直ぐそこに煉獄さんが覗きこんでいた。





煉「何か収穫はあったか?」


「嗚呼…その少しは……ただ…」









眼鏡越しに目の前に広げた書物を睨む。すると煉獄さんが「…うむ、」と突拍子もない発言をした。









煉「考えている君の姿は綺麗だな!」



「……はい?」









眉間に皺を寄せている私の何が綺麗なのだろう。眼鏡を外し「…そんな事ないですよ」と言った。









煉「?美しいものに美しいと言って何か可笑しいだろうか?」




「…お恥ずかしい。」









そう呟いて眼鏡をしまうと彼は笑顔を浮かべた。





煉「それが終わったら早速鍛練をしよう!いざと言う時、炎の呼吸が使えれば困りはしないだろう!」


「はぁ…」






煉「それに次に向かう任務では十二鬼月が出るかもしれん。」









その台詞に思わず本を整理していた指先を止める。


十二鬼月が…









「……本当に私で大丈夫何でしょうか。」







煉「君にしか出来ない事があるはずだ!自信を持て!」



「…ですね。」









私より年下とは思えません。と思い、彼を見上げた。

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こはね - 今日から俺はのも見てみたい、です! (2021年10月11日 9時) (レス) @page30 id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 更新ありがとうございます!何度読んでも面白い作品ですね!! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - つるぎさん» コメントありがとうございます!そういって貰えると嬉しいです!更新頑張ります! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 鬼舞辻無惨さん» コメントありがとうございます!ってまさか無惨様…!?あ、ありがとうございます…! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 最初から読ませてもらいました。とても面白かったです!!ナンバカのほうも宜しくお願いします!!楽しみにしてますね! (2019年10月20日 20時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グロリアス | 作成日時:2019年9月4日 20時

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