ブルーサファイア 【ブルーロック】

◎黒名追加 ページ8

◯勉強を教えてみた

『＿＿＿＿＿だから、y＝12なの。OK?』

「おぉ……すごいな、Aは。感謝、感謝」


ずっと思ってるんだけど、単語繰り返すのバチクソ可愛くないですか。

苦手な範囲とかわかんなくなったりとかすると、聞いてる、聞いてると言いながら寝かけてる。


『……聞いてる?』

「聞いてる……聞いて……」

『もー……』


じゃあ15分だけ休憩ね、と言って2人でお昼寝タイム。


「A……?」

『私も寝るっ』

「一緒に寝よう……。就寝、就寝」


2人で毛布を被ってぐっすり寝ます。

起きてお互いの寝癖に吹き出すまでがワンセット。





◯バ先まで迎えに来てもらってみた

「A」

『あ、蘭世! いらっしゃいませ! 今日も買う?』

「購入、購入」


パン屋でバイトをしているAを迎えに来る、ついでにツイストパン買ってそう。

店長はいい人だから、仮にツイストパンが売れまくっても1つだけこっそり取り置きしてくれてる。

他の店員さんも、黒名がレジに来たらAにレジ変わってあげてそう。

なんと店全体公認カップル。なんて優しいお店……。


「お願いします」

『はーい、ツイストパンが1点ですね。130円です』


パンを袋にいれるAの手付きをガン見するタイプであれ。

手際良いな、とか指細いな、とか思ってて、お金出すのを忘れて急かされてそう。

小銭落として常連さんや店員さんに拾ってもらって、いつの間にか大体の人と顔見知りになってる。

これが黒名蘭世です。





◯『彼氏に浮気された』と愚痴ってみた

『彼氏が浮気してやがった件について』

「今朝まで“彼ピッピ♡”とか言ってなかったか?」

『その彼ピッピ(笑)が空き教室で他の女とキスしてやがったから速攻フッた』


てか地味に似てるその声真似やめて、と言いながら机に突っ伏すAの頭を撫でる黒名……。

黒名が前、Aが後ろで座ってるんだよ。きっと。

そんで、放課後の教室で2人きりなんだよ。きっと。


『私って男運ないのかなぁ〜……』

「前はモラハラ野郎、その前はヤンデレ、その前はマザコンだったか」

『そうなんだよ〜……。いい加減、普通の人と付き合いたーい……』


恋愛運上昇の神社とか行ってみようかな……なんて言っているAを頭を撫でながら見守る黒名の圧倒的包容感よ。

Aさ〜ん、目の前にめっちゃ最高の物件がいらっしゃいますよ〜。


「……A、帰ろう。アイスでも食べるか?」

『食べる……』

「寄り道、寄り道」

キャラが足が故障したらと悩んでいた時に支えてくれたら＿＿＿サキさんリクエスト→←◎烏追加

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