義兄から託された想い (ページ10)

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第8話止めることは出来ないページ10

火拳のエースが黒ひげ海賊団に捕まりインペルダウンに入った

そしてその事は世界中に知れ渡り

〝火拳のエース公開処刑〟

と世界にその情報が広がった

『王下七武海招集ですか』

センゴクさんから、今インペルダウンにいる火拳のエース公開処刑にあたって白ひげ海賊団が助けに来るのは明白

それ故に、戦力として王下七武海と共に白ひげ海賊団を迎え撃つ作戦のため招集したと…

『また、あいつが来るんですか…』

ｷﾞﾘｯと歯を食いしばる

「あいつも王下七武海だ、来るだろう」

センゴクさんは冷静に言った

火拳のエースがいる白ひげ海賊団は仲間を大切にしている海賊

となれば、今回の件で確実に助けに来るのは分かる

だからといって王下七武海が海軍の味方になるのはその人による

現に今の王下七武海のうち、魚人のジンベエは反対し他の6名は賛成した

その賛成したうちの1人、ドフラミンゴがこちらの味方なんて気色悪い

『…何を企んでるんだろ』

警戒するのに理由なんていらない

あるとすれば、悪の中の悪だから…

私一人の私怨で海軍が負けるならば今は上の指示に従おう

時は止まることなく進むのだから