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あぁ…、スゲェ幸せだ…。
地獄にいるのにこんな幸せでいいのか？
『アル…、』
アラ「はい、何ですか？」
『アル……、アル……、』
アラ「フフッ…、まるで子供ですね♪
ワタシはちゃんと此処にいますよ。」
本当は夢なんじゃねぇかって思ったら急に怖くなってアラスターを目一杯抱き締めた。
そんな俺に応えるようにアラスターは背中を擦った。
どれくらいそうしてたかはわからねぇが、暫く経って腕の中にいる俺の子鹿がもぞもぞ動いて俺を見上げてくる。
それがあまりにも愛おしく鼻先にキスをすれば、黄色い歯を見せて嬉しそうに笑った。
アラ「A！チャーリー達の所に行きましょう！」
『ん？…ん〜まぁ、いろいろ話さなきゃならねぇしな。』
アラ「その通りです！ワタシ達が晴れて結ばれたことを報告しなくては！！」
『あ？！そっちか？！
いやちょっと待てアラスター！それは明日のエクスターミネーションが終わってか────イデデデデッ！！おまっ！触手使うのズルいぞコラァッ！！』
俺はアラスターの触手に無理矢理引き摺られ、チャーリー達がまだいるであろうロビーに連行された。
賑やかな連中の前で俺が逆さの宙ぶらりん状態のまま、「朗報デスッ！！」とウキウキしながら注目を集めやがるラジオデーモン。
一体何があった？！という周りの顔を気にすることなく、アラスターは続けた。
アラ「晴れてワタシ達は恋仲となりましたことをご報告シマース！！！」
チャ「キャーーーッ！！ホント？！
おめでとうアラスター！！お祝いするわ！！」
アラ「ありがとうございますチャーリー♪」
エン「え？このタイミングで？」
アラ「愛にタイミングなどありまっせぇ〜〜ん♪」
ヴァギー「いや、その恋人を逆さ吊りにして何言ってんの？」
『血が上るぅ〜……、』
卿「は、早く降ろさないとAが大変ですよ！？」
アラ「おやワタシとしたことが♪
Darling♡今降ろしますね♡」
ゆっくりと体を起こされ高度が下がっていく。
触手が外されるとさっき頭に上った血のせいでふらつくが、なんとか踏ん張り膝に手を置いて深呼吸した。
『はぁ〜…、テメェ、アラスター…！
もう少しで気ぃ失うとこだったぞ！！』
アラ「ご安心を♪
その時はちゃ〜んとワタシが介抱してさしあげます♡」
『その前に恋人を気絶させようとすんなや。』
俺が"恋人"と言うとチャーリー以外は「本当だったの？！」と驚きの声を上げた。
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ミカン酢(プロフ) - ほわぁぁぁあ遂にｯｯｯｯ…遂にｯｯｯｯ…（泣）1番見たかった展開きてもう感涙ですｯｯｯｯ (3月31日 1時) (
レス) @page46 id: 33398c6647 (このIDを非表示/違反報告)
redapple(プロフ) - リュートが見てみたいです！無理でしたらすみません(＞人＜;) ミヤビさんの🚹🦌毎日楽しみにして読んでます！長文失礼いたしました！ (3月29日 22時) (レス) id: eb8f244850 (このIDを非表示/違反報告)
redapple(プロフ) - 初コメ失礼します！リクエストでもし可能でしたら本編のほうでアダムが殺されて泣き叫ぶリュートに対して嫌味と意地悪な気持ちをこめて心にもないことを言い放つ攻め主をみてみたいです！そしてそんな攻め主に対して悲しみと憎しみと言い返せない悔しさを見せる→ (3月29日 22時) (レス) id: eb8f244850 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - うちのこきゃわさん» うちのこきゃわ様、コメントありがとうございます！彼はある意味良い仕事をしていたようで笑、今頃弄ばれてることでしょう (3月23日 0時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - カモノハシさん» カモノハシ様、コメントありがとうございます！男主が推しであることやケニーに対して感情移入してくださりありがとうございます！カモノハシ様の鋏が汚れずに済んで良かったです笑 (3月23日 0時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2024年3月15日 12時
