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『………ごめんな、アル。』
アラ「……………今回だけですよ。」
アラスターの頬に手を添えて指で軽く撫でると、自然な笑みを見せて俺の手に自分の手を重ねた。
……うん、俺はアラスターのこの笑顔のほうが好きだな。
心配させちまったし、不快にもさせちまった。
もうこんなことは無いようにしねぇとな。
『……さて！帰るか！』
アラ「！？」
俺はベンチから立ち上がり、そのままアラスターを抱き上げる。
ザーッとノイズを流しながら暴れるアラスターの尻を軽く叩けば、「ビッ？！」と一瞬叫んで大人しくなった。
『言っとくけど降ろさねぇからな。
ホテルで待ってろって言ったのに守らなかった罰。』
アラ「……こんな羞恥は初めてだ。」
『だろうな。…ホテルに着くまでこのままだ。』
アラ「………あとで覚えてろ、」
『HA！怖いこったな！』
知らないうちに消えていた不快感。
そして気分もかなりスカッとしていた。
いつも淀んでる空が妙に明るく見えた。
『戻ったぞー！』
「「「Aっ！！！」」」
ホテルに戻ればロビーにいた皆が出迎えてくれる。
数名、俺に抱えられたアラスターを見て固まってたが。
俺はアラスターを降ろすと、アラスターはすぐにどっかに行っちまった。
また拗ねたなありゃあ。
飛び付いてくるシャッツィ達を撫でながらそう思ってると、ハスクが心配そうに近寄ってくる。
ハスク「……お前、大丈夫なのか？」
『ん？』
ハスク「トラウマ…、」
『あ〜〜……、どうだろうな。
でもやることはやったし、あのクソ野郎はもう来ることはねぇだろうよ。』
ヴァギー「解決したの？」
『請求書は燃やしたし、アイツは暫く陽の目を浴びれねぇだろうぜ。』
卿「ま、まさか殺し…？！」
『ホテルの評判を下げるようなことはしねぇって言ったろ。』
エン「さっきヴァルから連絡来たんだけどさ……、アンタやることエグいねぇ〜〜♪
あれは大分立ち直れないと思うよ？」
『HA！こっちだって悪魔だ！使えるもんは使ってやるんだよ！』
エン「Wow♡その悪い顔、超唆られる♡」
ニフティ「A悪い子に戻ったの？！」
『何言ってんだニフティ〜？俺は元から悪い奴だぜ〜？』
ニフティ「フフフフッ♪」
チャ「兎に角、Aが無事で良かった！
────おかえりなさい、A。」
『………あぁ。ただいま。』
でもまだやることが残ってる。
……あとでアラスターの御機嫌取りしねぇとな。
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ミカン酢(プロフ) - ほわぁぁぁあ遂にｯｯｯｯ…遂にｯｯｯｯ…（泣）1番見たかった展開きてもう感涙ですｯｯｯｯ (3月31日 1時) (
レス) @page46 id: 33398c6647 (このIDを非表示/違反報告)
redapple(プロフ) - リュートが見てみたいです！無理でしたらすみません(＞人＜;) ミヤビさんの🚹🦌毎日楽しみにして読んでます！長文失礼いたしました！ (3月29日 22時) (レス) id: eb8f244850 (このIDを非表示/違反報告)
redapple(プロフ) - 初コメ失礼します！リクエストでもし可能でしたら本編のほうでアダムが殺されて泣き叫ぶリュートに対して嫌味と意地悪な気持ちをこめて心にもないことを言い放つ攻め主をみてみたいです！そしてそんな攻め主に対して悲しみと憎しみと言い返せない悔しさを見せる→ (3月29日 22時) (レス) id: eb8f244850 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - うちのこきゃわさん» うちのこきゃわ様、コメントありがとうございます！彼はある意味良い仕事をしていたようで笑、今頃弄ばれてることでしょう (3月23日 0時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - カモノハシさん» カモノハシ様、コメントありがとうございます！男主が推しであることやケニーに対して感情移入してくださりありがとうございます！カモノハシ様の鋏が汚れずに済んで良かったです笑 (3月23日 0時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2024年3月15日 12時
