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「────ぎっっっっ！！！？？？」
鋭利な歯がぶつかる音と共に、絶叫しながら股間を押さえて悶絶するケニー。
俺はそんなケニーを見下ろしながら今し方噛み切った"モノ"をプッ！と口から吐き出した。
ドチャッと落ちる男の大事なモノを踏み潰し、ケニーの髪を引っ掴んで無理矢理顔を上げさせる。
涙と鼻水、そして強く食い縛ったせいで口から漏れる血で、醜い顔が更に醜くなって笑いが込み上げた。
『ハハハハッ！！！俺が本気でお前みてぇなクソ野郎とシてぇなんて思ったのかよ！？
地獄にい過ぎて頭ン中お花畑になっちまったかぁ？！』
「い"ぎっ…、いっ…！」
『テメェのせいでこっちがどんだけツライ思いをしたか……、わからねぇだろ？
爺ちゃん達は今のテメェ以上に苦しかったんだ。
生きたまま焼かれながら、エミリア達を守ろうとしてたんだよ。』
「ぞっ…ぇは、おれ…じゃ、な…、」
『そもそもテメェがセコい真似して取り立てなきゃあんなことにはならなかった。全部テメェが招いた結果だ。
……これぞ《因果応報》だなぁ？！』
「っ、こ、ん"なこと…してっ…！ホテルがどうなっても──！！」
『あぁ、請求書のことか？』
「！？」
俺はポケットから自分のサインが書かれた請求書を取り出し見せつけた。
困惑し目を見開くケニーの目の前でそれを燃やす。
『人間だった頃に盗み癖がついてなぁ〜。
悪ぃ！コッソリ盗っちまった！
でももう必要ねぇから燃やしとくぜ〜♪』
──コンコンコン、
塵となった請求書を奴の頭に撒き散らしてると、部屋のドアをノックされる。
ケニーは汚い笑みを浮かべて「終わりだっ…！」と息巻くが、それに躊躇することなく部屋のドアの鍵を開ける。
さっきの鮫軍団が戻って来たと確信していたケニーだったが、入って来た人物を見て笑顔から間抜け顔に変わった。
『よぉヴァル！結構早かったなぁ！』
ヴァレ「勿論さDarling♪
Aからこの間の詫びがしたいとあればすぐに駆け付けるよ♪」
部屋を訪れたのは鮫軍団ではなく……、ヴァレンティノ。
此処に来る途中で連絡し、ジェシーをダメにしちまった詫びとして良い人材を紹介すると誘ったのだ。
それも、《生配信希望らしいぜ♪》とオマケを付けて♪
「Veesのヴァレンティノ…？！何で此処に？！」
ヴァレ「おっ♪コレがそのガチムチ系ネコちゃんかぁ〜♡
………うんうん♪悪くないねぇ♪」
「？！」
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ミカン酢(プロフ) - ほわぁぁぁあ遂にｯｯｯｯ…遂にｯｯｯｯ…（泣）1番見たかった展開きてもう感涙ですｯｯｯｯ (3月31日 1時) (
レス) @page46 id: 33398c6647 (このIDを非表示/違反報告)
redapple(プロフ) - リュートが見てみたいです！無理でしたらすみません(＞人＜;) ミヤビさんの🚹🦌毎日楽しみにして読んでます！長文失礼いたしました！ (3月29日 22時) (レス) id: eb8f244850 (このIDを非表示/違反報告)
redapple(プロフ) - 初コメ失礼します！リクエストでもし可能でしたら本編のほうでアダムが殺されて泣き叫ぶリュートに対して嫌味と意地悪な気持ちをこめて心にもないことを言い放つ攻め主をみてみたいです！そしてそんな攻め主に対して悲しみと憎しみと言い返せない悔しさを見せる→ (3月29日 22時) (レス) id: eb8f244850 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - うちのこきゃわさん» うちのこきゃわ様、コメントありがとうございます！彼はある意味良い仕事をしていたようで笑、今頃弄ばれてることでしょう (3月23日 0時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - カモノハシさん» カモノハシ様、コメントありがとうございます！男主が推しであることやケニーに対して感情移入してくださりありがとうございます！カモノハシ様の鋏が汚れずに済んで良かったです笑 (3月23日 0時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2024年3月15日 12時
