ハッピークマクマ (AFO) ページ7
リクエスト
────────
(AFO side)
AFO「……、」
この僕が長年生きて、今や人生最大の悩みを抱えることになるとは誰が想像できよう。
ショッピングモールの玩具売り場にてかれこれ2時間は立ち尽くしている。
目の前には男の子が喜びそうな数々のミニカーやプラレール、更にはヒーロー物の玩具も所狭しと並んでいる。
黒霧「こちらのミニカーとか人気のようですが…、」
AFO「いや、あの子はそういう物に興味がない。」
黒霧「ではブロック系は…？」
AFO「う〜ん、どうだろう。
想像力は豊かになりそうだが…。」
僕と黒霧が何故この場にいるのか。
それは3月14日という日にちを聞けばわかるだろう。
………そう、ホワイトデーだ。
Aはバレンタインに手作りのチョコを贈ってくれる。
愛しのあの子から貰っておいてお返しをしないのは些かどうなのかと思っていた。
だから黒霧と共にAへのお返しを買いに来たわけなんだが、お菓子とは別に何か玩具でもとついでに出向いた次第だ。
黒霧が次々と候補の玩具を持ってくるが、どれもしっくりこない。
僕の感覚にはなってしまうけど、Aはどの玩具に興味を示さない変わった子供だ。
黒霧「正直申し上げますと、もうヒーロー物しか……。」
AFO「そうだね。忌々しいオールマイトの人形なんか渡したくないし。」
黒霧「ゲームはどうですか？」
AFO「画面酔いする。」
黒霧「あ〜…。」
ゲームで済むならとっくに家に帰ってる。
Aはゲームは嫌いではないようだが、30分経つと画面酔いをして体調を崩す。
半日ゲーム三昧の弔とは大違いだ。
参ったな…、あの子を喜ばせるような物がなかなか見つからない。
こんなに悩んだのは本当に初めてだ。
「いらっしゃいませ！何かお探しでしょうか？」
2時間も悩む僕達に痺れを切らしたのか、男の店員が話しかけてくる。
だがもしかしたら、店員のほうが子供を喜ばせる商品を熟知してるかもしれない。
利用するだけ利用してみるか。
AFO「子供に玩具をプレゼントしようと思ったんだが、なかなか決まらなくてね。」
「お子様は男の子ですか？」
AFO「あぁ。」
「ご年齢をお伺いしても？」
AFO「10歳だ。」
「それでしたら〜……、このヒーロー育成ゲームはどうですか？
今の時代には珍しいドット絵で、卵から産まれたキャラクターをヒーローに育成するという大人気商品でして……、」
AFO「悪いが、ヒーローに全く興味の無い子なんだ。」
。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
